植物でインテリアをおしゃれに彩る
近頃のインテリアでは観葉植物などの植物で飾られた空間が多く見受けられます。
おしゃれなお部屋の共通点としても必ず植物があります。インテリアのアクセントやポイントとして部屋を彩るのはもちろんですが、生きた植物は育てる楽しみも魅力のひとつとしてあります。
「インテリア おしゃれ」や「インテリア デザイン」などをキーワードとしてインターネットやSNSで情報を検索すると決まって観葉植物や花、ドライフラワーなどの植物の存在があります。
育成目的の植物の楽しみ方よりも既にインテリアアイテムとしての存在感を出している方の割合が高いかもしれません。
今回はそんなインテリアと植物の関係や空間を彩るためのおしゃれポイントなどを一緒にご紹介していきたいと思います。また、現在人気のフェイク(造花や人工植物)を使うことも増え、ご自宅だけでなく、公共施設やオフィス、複合施設などでも幅広く採用されています。
空間デザインや空間演出でお悩みの方は是非、参考にしてみてください。
弊社はフェイクグリーンを専門としたショップになります。専門店として商品ラインナップも豊富で、空間デザインのご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
植物をインテリアに取入れたい方へ
植物を取り入れておしゃれな空間をつくりたいとお考えの方に、購入する前にいくつかのポイントをお話していきたいと思います。
生きた植物は環境が大切だったりします。せっかく購入した植物を枯らしたりして無駄にしないよう、購入前に事前に知っておくことで選ぶ基準にもなり、選び方のコツと言ってもよいでしょう。
見た目のインパクトや、好き嫌いの好み、大きさやデザインだけを重視して買ってしまうと後々置き場所に困ったりするので、まずは環境を整えることと、植物の生育の知識をある程度身に付けてからがおすすめです。それでは、インテリアに取り入れるためのポイントについてお話していきます。
ポイント① 日当たりを確認
生きた植物を室内に置く場合には日当たりが重要になります。植物は太陽の光によって光合成を行い、成長していきます。その為、日当たりは植物にとっては大切なポイントになります。屋外の庭などのガーデニングとは違い常に日が当たるわけではありません。
中には耐陰性のある植物もありますが、全く日が差さない空間では最終的に枯れてしまいます。耐陰 性があったとしても定期的に日光を浴びせてあげるなど管理が必要となります。植物の置きたい場所をイメージし、どんな場所なのかを知った上で購入を検討しましょう。
また、日光が好きだからと言って直接、直射日光を当てると葉っぱが日焼けを起こしたりしてしまう可能性もあるので、カーテンのレース越しにしたりと工夫も必要です。
ポイント② 植物と空間のサイズ感
先ほども言いましたが、自分好みのデザインや模様を見付け、その場の勢いで買ってしまい、自宅に持って帰ってきたら大きかったり、小さかったりなんてことはよくあることです。販売している場所によって錯覚を起こし、サイズ感がうまく掴めないことも多く、ホームセンターや店舗の大きい花屋さんで購入するのと、通販などの画面で見ただけで購入するのとも全然違います。
買った後でそのような失敗をしないためにも、置きたい場所の幅や高さ、面積などをある程度把握しておくことが良いでしょう。それに合わせて植物の高さや鉢、鉢植えのカバーなどのサイズも確認することがオススメです。
特に上記写真のようにリビングの角や隅、隙間に配置する場合はサイズ感は重要です。インテリアとして植物を置くには大きすぎても小さすぎてもマッチせず、ぴったりサイズや雰囲気が出るサイズ感が大切です。
テレビ 台の上に置くのか?キッチンや洗面所に置くのか?どこに置くかによって目安となるサイズ感は異なります。小型でコンパクトなものやベースの大きさ、育つにつれ横に伸び大きくなるものなど植物の性質もふまえて選びましょう。
ポイント③ インテリアのテイスト
空間のテイストにより、空気はガラリと変わります。
南国やアジアンのようなインテリアにしたい場合には大きな葉で高さがある植物がよく似合います。
例えばオーガスタやアレカヤシ、モンステラなどです。逆にシンプルでナチュラルな北欧のようなテイストには小さめで可愛らしい葉のエバーフレッシュやフィカス・ベンジャミン、丸いハートのような葉の形をしたウンベラータなどが適し、長く楽しめます。
モダンなインテリアにはスタイリッシュな植物のサンスベリアやユッカ、葉っぱのツヤが美しく、鮮やかなアンスリウムなどの植物が似合います。
緑色のちょっとしたカラーの違いや、幹や枝も一つとして同じものはありません。
フェイクグリーンでも同様にテイストやサイズ感は重要です。大型のインテリアとして、オフィスや複合施設などを手掛ける際にはさまざまなタイプのサイズや種類を用意して設置します。
また、特注やオーダーでも製作することが出来ます。オフィスなどで人気がある植物のインテリアはグリーンパネルと言って壁面をグリーン化するものになります。一部だけに植物のフェイクグリーンをあしらうこともあれば、壁一面にグリーンを敷き詰めたタイプも人気です。
会社や施設のグリーン化や、植物でおしゃれな空間をつくりたいとお考えの方にはフェイクグリーンを使ったグリーン空間の作り方を参考にしていただければと思います。
ポイント④ 植物の飾り方
続いてポイントとなるのが植物の飾り方です。従来の植物は花瓶に花を挿すのとは違い、飾ることよりも育成する方がメインだった為、基本的に光が入りやすく汚れてもいいような場所がスタンダードでした。玄関やベランダ、窓際などが一般的で、オシャレのために置くと言うよりは愛でる気持ちが強かったように感じます。
しかし、最近は育てるよりも飾ることがメインとなっているので、見栄えや形、飾り方にこだわりを見せる方が多いです。
ただ置くだけではなく、壁掛けや吊るして見せたり受け皿をバスケットにしたり、陶器やガラスの鉢にすることで雰囲気も一変します。
ハンギングといった吊るす専用のカバーやフックもあり、壁掛け用のインテリアに特化した植物まで多く販売されています。おしゃれなインテリアで装飾しているお店や家庭は基本、ハンギングに向ている植物を選んで飾っています。主にコウモリランやエアープランツ、多肉植物などに人気が集中しています。
また、飾り方にバリエーションが増えたことに付随して、インテリアとしても目を引く鉢植えや雑貨、グッズも通販のランキングでは上位に入ってきています。
鉢に高さを出すポットスタンドやインテリアと植物に合わせた鉢カバー、プラントカバーに植物専用のテーブルやスツール(棚)などを一緒に組み合わせることで初心者でも簡単にインテリアをおしゃれにすることが可能です。
インテリアに植物を取り入れる際の注意点
インテリアに植物を取り入れる際には注意も必要です。上記でもいくつか述べてきましたが、生きた植物は放っておくことは出来ません。日当たりを気にしてあげたり、風通しを良くしてあげたり、適度な水やりも欠かせず、条件や季節にもよります。
また、植物は種類によって特性も異なり、毎日水を欲しがる植物もいれば、土が乾燥した時だけたっぷりと水やりを行うだけでいいものもあり、葉水といって霧吹きで葉っぱに水分を与えるものもあります。それぞれの特徴や個性によってお手入れ方法や頻度は変わるので、育て方のガイドや解説をよく読んで手入れをしていきましょう。
水やりのやり方や、土の状態によっては虫が発生する原因になることもありますし、根腐れを起こす可能性もあります。植物にとって一番良い方法や状態を見極め、肥料や水の量を調節することで生き生きとした元気な植物をインテリアアイテムとしても楽しめます。
そして、成長と共に植え替えや剪定を行わなければなりません。
植物が大きくなるに連れ、鉢も大きくする必要があります。長年鉢を変えずにいると根が詰まってしまって成長が滞ってしまいますし、場合によっては枯れることもあります。
大きくせずに同じ高さで維持したい場合でも一度鉢から取り出し根をカットしてあげることで生き生きとした状態をインテリアで楽しむことができます。
以上のことを考えると、生きた植物をインテリアとして採用するには思った以上に大変かもしれません。育てることにハマって、趣味として考えられる場合なら安心ですが、中々続かず途中で枯らしてしまう人も多いのが現実です。
フェイクグリーンが選ばれる理由
今までの話から植物を取り入れるには手間や手入れが必要になることが理解できたと思います。しかし、インテリアとして考えた際には少し荷が重い気もする…という方も少なくありません。
そこで人気に火が付いたのが植物のフェイクグリーンです。お手入れなどは一切不要で、インテリアアイテムとして植物を取り入れることができ、常に同じ状態、キレイな状態で楽しむことが可能です。
今では100均などでも手軽に手に入る他、DIYでインテリアをおしゃれにする目的として、たくさんの雑誌や本によって特集が組まれたり、飾り方のアイディアが色々と掲載されています。昔に比べ、フェイクもチープな感じがなくなり、造花やアーティフィシャルフラワーも含め、本物の植物と見分けが付かないほどクオリティーの高い商品が増えました。
インテリアにフェイクを使用した事例
公共の場や、人が多く行き交う場にインテリアの植物を取り入れたいけどお世話が心配な時には最適です。
下記写真のように無機質で白や黒、グレーなどのモノトーンの空間にも植物のグリーンとボックスのブラウンが入ることで温かみのある、居心地の良い空間に早変わりします。
植物でインテリアを彩る まとめ
植物でインテリアを彩るためには、空間のイメージやデザインが大切になり、それに伴いそれなりの手間とお手入れが必要になることが理解出来ました。置いておくだけでデザイン性にも効果をもたらし、ある程度の大きさがあるものであれば自然の調湿効果ももたらしてくれます。
風水でも植物をインテリアに利用することは邪気を避け、幸福をアップさせてくれると言われます。
しかし、生きた植物は夏の暑さや冬場の寒さなど環境に配慮が必要なものでもあり、その大変さからインテリアだけで考えると理想のイメージとは少し差が生まれるかもしれません。
その反面、植物のフェイクグリーンであればお手入れの必要もなく、便利にインテリアに取り入れることが出来ます。
モデルルームやイベント会場の空間づくりなど幅広い分野で活躍していることで身近なオフィスや施設でも採用される機会が増えました。
植物を使ってインテリアをおしゃれにアレンジするには最適なアイテムとしてインテリアコーディネーターの中でも必要不可欠な存在として愛されています。弊社でも約1000種類ものアイテムを掲載した無料カタログを用意しております。是非、資料請求にてお手元でご覧になってみてください。
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