屋外用「グリーンパネル」の商品と施工事例の紹介
■屋外でフェイクグリーンの壁面緑化をご検討されている方へ
屋外では、生の植物による壁面緑化が主流ですが、高い導入コストやメンテナンス費用、環境に馴染むまでに数年で枯れてしまうこともある為、フェイクグリーンを求める声が増えてきています。
当社の屋外用グリーンパネルは、デザイン性が高く、薄型で軽量、後付けが出来て施工が簡単な為、建物の価値を高める外観デザインのツールとして注目されています。大型なものから小型の商品まで豊富なラインナップを取り揃えております。
今まで壁面緑化が大変だった外壁にも、環境緑化によるイメージアップやグリーンの心理的効果を手軽に取り入れることができます。アレンジされたフェイクグリーンのパネルを使って、連接でも単体でも使用できるので、目的やイメージに合わせて演出できます。
但し、フェイクグリーンを屋外で使用した場合は、経年劣化が生じますので、生の植物と同じく、定期的な交換を前提としてご使用ください。
こちらではフェイクグリーンを利用したグリーンパネル「連接グリーン屋外用」の商品についてご紹介していきます。
屋外での使用を考慮した仕様・構造となっております。
屋外用グリーンパネルは屋内用とは異なり、以下の点が工夫されています。
■フェイクグリーン(人工グリーン)で樹脂素材を使用しています。
屋外商品は屋内商品より、水に強く、耐久性のあるフェイクグリーンを使用しています。
屋外用はUV加工を施したフェイクグリーンですが、紫外線、風雨、積雪、ほこりなどにより変色、劣化、よごれ、葉っぱが折れたり、取れてしまう場合もあります。樹脂素材のため劣化しますので、定期的(数年ごと)にパネルごと付け替えてお使いください。
※3年相当の屋外耐候性試験で特にグリーンの大きな劣化や変化は見られませんでした。
写真の商品はこちら→GR1237
付け替えて使用する
屋外用のグリーンパネルは自然の植物よりは丈夫ですが、永久使用品ではありません。ある程度耐久性がありますが、樹脂素材のグリーンは長い間に劣化してもろくなっていきます。葉っぱの抜け落ちやよごれ、変色がひどくなった場合は、取付レールより、グリーンを外して新しいパネルと付け替えてお使いください。
■耐久性に優れたパネル構造
パネル本体部分は、樹脂コーティングした金網、アルミのレール金具、ステンレスの金具とネジを使用してますので、水には強く(金網は屋外で使用されている仕様と同等な物になっています)、パネルが金網状になっているため、水がたまりません。また、風も通り抜けるので風圧がかかるのを防ぎます。
写真の商品はこちら→GR1238
金網の補修について
やむをえずサイズ調整等でカットしてお使いの場合、金網は樹脂コーティングしてありますが、カット面のスチールがむき出しになり、さびてしまします。金網の耐久性を保つためにも、カット面にはホームセンター等でも売っている屋外用アクリル系のタッチペン等を使って補修してください。
→オーダー対応についてはこちら
■取付レールを壁に取り付けて、金網状のパネルを引掛けて固定する方式
壁への設置は、専用のレール金具があるのでカンタンに取り付けできます。
取り付けは壁の状況や、使用環境によって異なります。専門知識のある業者の方に依頼し、業者様の責任において行って下さい。
パネルの交換について
フェイクグリーンが劣化して交換する場合は、壁側に取り付けた取付レールをそのまま利用して、グリーンのパネル部のみ交換できます。
グリーンパネル「連接グリーン屋外用」商品はこちら
屋外フェイクグリーンの設置事例
今まで壁面緑化が大変だった外壁にも、環境緑化によるイメージアップやグリーンの心理的効果を手軽に取り入れることができます。
アレンジされたフェイクグリーンのパネルを使って、連接でも単体でも使用できるので、目的やイメージに合わせて演出できます。
施設の軒下での設置事例です。フェイクグリーンを使用する魅力として、うす型でデザイン性の高い装飾が手軽に施工するできることが挙げられます。生の植物の場合は、育てる仕組みなど大掛かりな工事が必要となりますが、フェイクグリーンを使うと環境イメージを取り入れイメージアップにつながります。店舗やオフィスの軒先や低い位置の装飾や、公共施設や複合ビルの軒下などでお使いいただけます。
写真の商品はこちら→GM1855×3
上記写真はエントランスの軒下での設置事例となります。1000㎜角のグリーンパネルを連接して取り付けており、本物と見分けが付かないほど品質も高く、壁面緑化のクオリティーもバッチリです。
屋外用のフェイクグリーンは設置する際、レールにパネルを引掛けて取り付けます。うす型で既存の壁に後付けできるのも魅力です。
写真の商品はこちら→GR1237×6
フェイクグリーンの屋外用商品はこちら
屋外用「グリーンパネル」のオーダー対応について
屋外用グリーンパネル「連接グリーン屋外屋外用」はオーダーにも対応します。設置場所や、演出イメージに合わせたり、コーディネートするのに役立ちます。
■特注サイズについて
・屋外用グリーンパネル「連接グリーン屋外屋外用」は、単品でのオーダーには対応しておりません。規格品も含め屋外用グリーンパネルで1回のご注文数量がある場合 (10台以上)のみの対応となります。詳しくはお問い合わせください。
・商品の特性上、本体がスチール金網(金網線材Φ3鉄線)になっています。対応サイズは、金網のマス目50mmごとの対応となります。
例)パネル外寸法W 650×H 1000(mm) W 1000×H 600(mm)
・限度寸法は、対応最小サイズW辺200mm、H辺200mm、対応最大サイズW辺1000mm、H辺1000mmとなります。
・取り付けや現場での加工は、必ず専門知識のあるプロの業者の方に依頼し、取り付け業者様の責任において行ってください。
・サイズ調整の為、現場合わせで業者様にてカットされる場合は、Φ3mmの鉄線金網をカットできる工具でマットも合わせてカットしていただき、金網の切り口はさび止め(タッチアップ等)の処理をしてください。H辺(天地)をカットする場合は、金網引掛けレール、中残レール(アルミ材)のカットも必要となります。
・業者様にてカットされる場合、レールに付いている金網引掛け金具の位置の関係で、カットして使用できるサイズは、パネル外寸法W辺200~950(mm)、H辺550~700(mm)の範囲でのみ対応可能です。壁面取付用の金網引掛けレールの関係で対応サイズに制限があります。
・カットした辺のグリーンマットと金網を結束バンド(屋外用の耐候性がある材質)等を別途ご用意いただき、固定してください。
フェイクグリーンを屋外で使用する際の注意事項
屋外環境によって生じる劣化や不具合は、以下が挙げられます。
・太陽光、紫外線…紫外線による退色が徐々に発生します。葉の種類によって差があります。
・風…台風や暴風などで葉が取れたり、折れたりします。
・雨(雪)…豪雨や台風、積雪などで葉が取れたり、折れたりします。
・いたずらや生き物による害…人が引っ張って抜いたり、鳥が抜いたり、虫や動物が巣をつくったりすることがあります。
屋外用グリーンパネルは屋内用よりは丈夫ですが、永久使用品ではありません。
フェイクグリーンは直射日光を浴び続けると劣化していきますので、ある程度、劣化したら新しいグリーンパネルに交換を前提にご利用ください。
屋外用グリーンパネル耐候性試験一覧
試験機 …超促進耐候性試験機
試験条件…紫外線 + 降雨 (屋外暴露試験の3年相当の条件で試験)
試験品 …樹脂の葉 (材質、ポリエチレン、PE)
試験内容…17種の変色と劣化を試験 (試験品をアルミテープ止め)
■試験品2商品
耐候性試験
最新の耐候試験機にて紫外線に雨を加えて屋外3年間を想定した過酷な試験を行った結果においてもグリーンの大きな変化は、見られませんでした。
屋外環境によって生じる劣化や不具合は、実際の設置環境によって変わりますのでので、耐候試験機による耐候性試験結果を参考にご自身でご判断ください。
付け替えて使用する
屋外用のグリーンパネルは自然の植物よりは丈夫ですが、永久使用品ではありません。屋外用はUV加工を施したフェイクグリーンですが、紫外線、風雨、積雪、ほこりなどにより変色、劣化、よごれ、葉っぱが折れたり、取れてしまう場合もあります。葉っぱの抜け落ちやよごれ、変色がひどくなった場合は、グリーンパネルを新しくご購入頂き付け替えてください。壁の取付レールをそのまま利用して、新しいパネルと入れ替えることも可能です。
樹脂素材のため劣化しますので、定期的(数年ごと)にパネルごと付け替えることを前提にお使いください。