オフィスに植物を取り入れた「バイオフィリックデザイン」が注目の理由⁉
更新日:2022/03/26
初稿:2024/08/17
オフィスの機能や役割が変化⁉
近年、働き方の多様化により、私たちの生活や仕事のスタイルは大きく変化しています。テレワークの定着やシェアオフィス、コワーキングスペースの普及により、オフィスへの出社が当たり前ではなくなり、場所や時間にとらわれない働き方が一般化してきました。
この変化は、子育て世代や介護を担う人々が柔軟に働ける環境を整え、これまで活用しきれなかった労働力を社会に取り入れる大きな一歩となっています。多様な働き方が可能になることで、ワークライフバランスの向上や個人のライフスタイルに合わせたキャリア形成が実現しやすくなりました。
一方で、社員の交流やコミュニケーション不足による生産性の低下や新人教育・人材育成の機会減少といった将来に影を落としかねない問題も顕在化してきています。
都内では、1回目の緊急事態宣言が出された20年4~5月には出社率が30%台まで低下。その後の感染拡大期でも45~65%で推移しており一部の企業ではオフィスを縮小する動きも出てきました。コロナ禍での働き方の変化が従来型のオフィスのあり方に大きく影響をおよぼしつつあります。
オフィスでのコミュニケーションの減少により新人教育や人材育成の機会が減少することで、企業の将来に影響を与える可能性があります。働き方の変化が従来型のオフィスのあり方や会社の将来に大きく影響をおよぼしつつあります。
集まるための機能・コミュニケーションのための場作りへ
ただ、在宅ワークが中心の働き方に全面移行させるのではなく、オフィスは「一人で集中」や「みんなでコミュニケーション」といった目的に応じて設備やデスクの配置を最適化させる方向に向かいテレワークでの問題を補完する場所としての役割に特化させ、言わば「ハイブリッド型の働き方」が主流になると考えられています。
自然を取り入れた「バイオフィリックデザイン」オフィス
現代では都心部で働くビジネスマンの大半が自然に触れる機会が少なく、「バイオフィリックデザイン」を求めるのは自然なことと考えられます。
既にGoogleやAmazonといった海外企業では広くオフィスデザインに取り入れられており、日本でも、オフィスが働き方の主体と考える企業の多くが注目し「オフィスで一緒に働くことでアイディアの創出や生産性を高める」といった目的での新しいオフィス環境作りが始まっています。
新たにカフェスペースを設けることで社員同士のコミュニケーションを促したり、スペースをゆったりととることでリラックスした状態で自由な発想を促したり創造性を高めるための空間作りが増えきています。
オフィス空間でグリーンが使われている施工事例を豊富に揃えていますので、是非、参考にして下さい。
オフィスでの植物の効果と役割
1.室内の空気清浄・保湿効果
また壁紙や家具から発生するホルムアルデヒドやベンゼン等の化学物質を吸収し、人体を有害物質から守ってくれる効果や消臭効果があると言われています。さらに、空気が乾燥している時には根から吸収した水分を葉から蒸発させ室内の湿度を適度に保ってくれる保湿効果もあります。
2.コミュニケーション促進や生産性の向上
リラックスした気分になり自然とコミュニケーションが活性化され、業務連携の向上や生産性の向上、社員の満足度UPといった効果が期待できます。
3.眼精疲労の軽減や癒し効果
それでは、オフィス環境に適したグリーンや実際の使われ方を見ていきましょう!
オフィスに最適なフェイクグリーンの特長
衛生的で水やりなどの手間や専門知識不要、メンテナンス簡単!
本物と見間違えるほどリアルなクオリティ!
また最近では、水に強く耐久性のある屋外用のフェイクグリーンが開発され設置出来る場所が広がってきています。
ランニングコストがかからない!
フェイクグリーンは、自然環境を取り込んだ空間デザインなどの緑化ニーズの高まりにより、商業施設やオフィスなどの内装アイテムとして広く使われるようになってきました。お近くのスーパーマーケットの休憩スペースや得意先の商談室などの壁面緑化や観葉植物が、実際にはフェイクグリーンが使われているケースはよくあります。オフィスの環境改善、商業施設の内装アイテム、ホテルのエントランスなどのくつろぎ空間作りなどにフェイクグリーンは使われています。
オフィスでのフェイクグリーンの使い方をご紹介!
実際の使われ方を通じてフェイクグリーンの特長や魅力をご紹介したいと思います。
玄関やエントランスで魅せる『壁面緑化』
新たな空間を創造する「グリーンパーテーション」
空きスペースや卓上を彩る「卓上ポット」
オフィスグリーンの施工事例をご紹介!
実際の設置事例や、ご使用して頂いたお客様の感想や評価をご紹介しております。これからグリーンを導入したいとお考えの方は是非ご覧下さい。
シーン別おすすめコーディネート例をご紹介!
①グリーン空間の「見せ場」を作る ②空間全体にバランス良くグリーンを配置する ③グリーンスタイルを選びコーディネートする
こちらでは一般的にグリーンが使われることが多いシーンを中心にコーディネート例をご紹介しています。ポイントやノウハウが満載の内容となっておりますので是非ご覧ください。
オフィスに植物を取り入れた「バイオフィリックデザイン」が注目の理由⁉まとめ
そういった中でオフィスを利用する社員やお客様にとって、働き易い環境作りとして『バイオフィリックデザイン』が注目されるようになってきたことは必然的な変化なのかも知れません。
目的や働き方に合わせて環境や設備を最適化させる時代とも言えますが、主役はあくまでも我々人間です。時代や環境が変わっても、そこで働く人が求める快適さやコミュニケーションの重要さは普遍的なものです。そういった環境作りの1つのアイテムとして「フェイクグリーン」に興味を持って頂ければ幸いです。
グリーンモード.jp 店長 河端孝幸
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