【フィカス・ベンジャミン】観葉植物について紹介
和名はシダレガジュマルとも言われますが、学名はフィカス・ベンジャミン、別名も複数あり、観葉植物としてはよく知られ、品種もたくさんあります。そのうちの一つである、「フィカスベンジャミンバロック」は葉っぱがカールのようになっていてかわいい、少し変わった部分が魅力です。
【今回の記事のポイント】
✔️フィカス・ベンジャミンのことが分かる
✔️フィカス・ベンジャミンの栽培方法やお手入れ方法のポイントが分かる
✔️フィカス・ベンジャミンのフェイクグリーン商品のことが分かる
《目次》
原産国はインドや東南アジアにかけての地域が多く、街路樹としても色んな場所で見かけます。耐陰性にも強いとされていますが、日当たりを好み丈夫に成長します。樹は滑らかで生長するにつれ根を出します。葉っぱは小さめではあるがボリュームは多く、モコモコと大ぶりなフォルムになります。葉っぱの模様もさまざまで、白い斑が入っているものが一般的とされていますが、黄色の斑入りや緑のみのものもあります。
植木鉢タイプの中でも人気があり、観葉植物の代表的な存在と言っても良いでしょう。そのため、多くの品種が栽培されていて、インテリアグリーンの定番として扱われています。
和名でもわかる通り、ガジュマルと似たような光沢のある葉を茂らせ、幹は三つ編み状にして螺旋状に曲げられたもがよく販売されています。
シンプルな見た目の中でもおしゃれな葉の模様や幹が好まれ、どんな場所でも馴染みやすく用途に合わせて配置しやすい観葉 植物です。
フィカス・ベンジャミンはフェイクグリーンの中でも人気商品で、人工樹木として樹木プランター商品や連接樹木で取り扱われています。
根元のグリーンや土台のプランターを選ぶこともできるので空間や条件に合わせてカスタマイズできます。フィカス・ベンジャミンの特徴でもある生い茂った葉や、特徴的な幹が忠実に再現されていて、オフィスや事務所におすすめの樹木です。フィカス・ベンジャミンの多くは5号以上のサイズが好まれます。
写真の商品はこちら⇒GR5058 フィカスベンジャミン H2100
その他のフィカス・ベンジャミン商品は⇒こちら
観葉植物の中でもランキング上位に入る「パキラ」や「オリーブ」「ウンベラータ」などがございます。
価格や商品の詳細、情報などを詳しく知りたい方はサイトにてページ検索を行って参考にしてみてください。
フィカス・ベンジャミンを栽培する時のポイント
フィカス・ベンジャミンにはインドゴムノキを始めとしたゴムの木特有の乳白色の樹液があります。
この樹液は皮膚に炎症を起こしてしまうような成分が含まれている為、注意が必要になります。過剰に反応する必要はありませんが、なるべく直接触れないようにしましょう。
アレルギーをお持ちの方や、そうでない方でも剪定を行う際には出来るだけ手袋などを装着し、皮膚に付着しないように気を付けてください。また、衣類に付いてしまっても中々落ちないそうなので汚れてもいい服装や、エプロンなどをして扱うのがいいかもしれません。
置き場所や日当たり
フィカス・ベンジャミンは日当たりを好む観葉植物です。室内で育てる場合には窓辺や玄関など、日光が当たる場所に置いて育てましょう。葉焼けの心配がある場合にはレースカーテン越しに日光浴をさせるなどして工夫するといいかもしれません。
また、屋外に置きたい場合は日当たりが良く、風通しが良い場所がおすすめです。ただし、夏場の猛暑などはなるべく直射日光は避けた方がダメージを受けにくく安心です。
耐陰性はあるものの、あまり暗い場所に置くと葉色が悪くなり、葉が落ちる可能性もあるので定期的に日当たりの良い場所へ移動して日光浴をしてあげることがいいでしょう。
水やりや土について
フィカス・ベンジャミンの水やりについては他の観葉植物同様に、土の表面が乾燥したら水を与えてください。
暖かい室内で管理する場合であれば、冬場でも生長するのでいつも通りの水やりで構いません。もし、寒さに耐えきれず、葉っぱを落とし、休眠期に入るようでしたら、暖かい時期になるまで水やりは控えましょう。
フィカス・ベンジャミンの原産地からしても、高温多湿を好むとされていますが、水捌けが悪いと根腐れを起こしかねません。そのため、できるだけ水捌けの良い、観葉植物用の土を使うことをおすすめします。
自分たちでブレンドした土を使用するのであれば、水捌けが良くなるよう赤玉や鹿沼土を配合し、環境に合わせて調節するのがいいかもしれません。無機質の用土やココヤシファイバー、水苔などで土の表面を覆うマルチングをすることでコバエなどの発生を防ぐことが出来ます。
基本的に観葉植物は肥料をあまり必要としませんが、与えると生長を促してくれます。もし、フィカス・ベンジャミンに肥料を与える場合には、冬場や休眠期は避け、生長期と言われる暖かい時期に行うことが良しとされています。
肥料を使用する際には説明をよく読み、用法用量を守りながら与えるようにしてください。そうでないと肥料焼けをする可能性があります。
大体の観葉植物は丈夫なものも多く、一般的に育てやすいものが販売されています。そのため、初心者でも始めやすいですし、インテリアアイテムとしても選ばれやすいです。しかし、生き物であることには変わりないので管理やメンテナンスは必須です。
管理やメンテナンスに自信がない方や、空間のコーディネートとして観葉植物を検討されている方にはフェイクグリーンが最適です。フェイクグリーンであればメンテナンスや管理も不要で、通年でキレイな状態を楽しむことができます。
フィカス・ベンジャミンの増やし方やお手入れ
現在、取り扱われているフィカス・ベンジャミンはほとんどが鉢植えになります。
種を販売している店舗や園芸店は少なく、通販やコアなショップには取り置きがあるかもしれませんが、基本的には鉢での購入になります。
植木を購入するさいには、葉にツヤがあり、しっかりと根が付いていて、幹がしっかりしている生き生きとしたものを選びましょう。たまに、虫が付いていることもあるので害虫が付いていないかも確認しましょう。
フィカス・ベンジャミンは株分けや挿し木によって増やすことができます。
枝をある程度の長さで切り落とし、樹液は固まってしまうこともあるので綺麗に洗い流しましょう。まずは水に挿し、水揚げを行います。その後、用意した土に挿します。根が出るまでは土は湿った状態での管理が良く、乾燥しがちな時には霧吹きなどで葉水をしてあげると元気になります。
剪定のタイミングは生長期の春~秋がベストで、古くなったり、邪魔になっている枝や葉はハサミやナイフで切り落としてしまいましょう。フィカス・ベンジャミンの場合、気に入った樹形があれば、その樹形を維持するために剪定することも多々あります。その際には、先ほどもお話した通り、樹液には気を付けましょう。
フィカス・ベンジャミンは植替えをしないでいると、やがて根がパンパンになり、根詰まりを起こしてしまいます。環境にもよりますが、1年~2年に一度、一回り大きな鉢に植替えをしてあげましょう。植替えの時期も植え付け同様に暖かい時期が最適です。
夏の暑さには強いので特に気にすることはありませんが、冬の寒さには弱いので肌寒く感じるようになったら室内の温かい場所へ移動し、水やりも控え、越冬の準備を行いましょう。
実は、フィカス・ベンジャミンには可愛らしい花が咲きます。
上手に育てることが出来ると「隠頭花序」(いんとうかじょ)というイチジクに似た、実のような花がなります。大体は5年~10年経ったような木に付くと言われていますが、環境や品種によっても異なります。
フィカス・ベンジャミンの育て方タイミングカレンダー
下記カレンダーのように、フィカス・ベンジャミンを上手に育てるには管理のタイミングがあります。植え付けや植え替え、肥料に関しても暖かい時期の生長期に行うのが適しています。寒くなってきたら室内の温かい場所に移動し、屋外で育てている場合は地域にもよりますが、必ず防寒対策を行いましょう。上手に育てば数年後に実のような花を付けるかもしれません。
このように、生きた観葉植物はフィカス・ベンジャミンに限らずお世話や管理の他にもタイミングや時期も気にしなくてはなりません。しかし、人工観葉植物であれば、そういった時期や季節に合わせた置き場所なども一切気にせず、通年で楽しむことができます。
これはフェイクグリーンの最大のメリットとも言えるでしょう。
この最大のメリットに気付いた企業や会社、事務所などの法人様は賢く空間デザインを考えているのかもしれません。枯れることもなく、管理をせずともキレイな状態であってくれる。そして、トータルで考えるとコスト削減にも繋がります。皆さんも是非、メリットの多いフェイクグリーンで空間デザインを考えてみませんか?
フィカス・ベンジャミンの風水や花言葉
フィカス・ベンジャミンはインドやネパールで「聖木」として大切にされているとても縁起の良い観葉植物になります。風水では、人間関係を円滑にするとされ、社交運や仕事運アップに良いと言われているのでオフィスや事務所、企業の玄関やエントランスにはピッタリです。
大切な人たちとの繋がりを象徴する観葉植物としてお祝い事に好んで贈られています。丸みを帯びた樹形からも「調和」や「リラックス」の効果があるとされ寝室や書斎、リビングのシンボルツリーとしても人気です。
フィカス・ベンジャミンについて~まとめ~
観葉植物のフィカス・ベンジャミンは室内で育てるには育てやすい植物です。温かく日光が好きで、現生しているものは大木になります。幹をねじるように成形することができるので小さいうちから育てると盆栽のように自由な形をつくることもできるかもしれません。
花屋さんや植物園、ホームセンターに通販など色んな所で、様々なサイズやタイプのものを入手することができ、とてもポピュラーで手に入れやすいです。
ただし、観葉植物として生き生きと丈夫に育てるには日光浴と水やりが重要です。ちょっと管理や手間が惜しいと思う方には、好評のフェイクグリーンが良いでしょう。
樹木プランターや連接樹木の中でも、どこに置いてもマッチするのでおすすめの樹種としてご用意しております。写真のようにまるでそこに生えているようなリアルなフェイクグリーンもあります。
写真の商品はこちら⇒GM5719 フィカスベンジャミン H1800
フェイクグリーンはオフィスや施設、医療機関など育成を目的とせず、インテリアアイテムとして観葉植物を取り入れたいという企業や会社での利用が多いです。