観葉植物オリーブの木について紹介
オリーブの木は美術品のようにカフェやレストランなどの飲食店や、ショップや店舗のシンボルツリーとしても人気のある植物です。
このページではオリーブの木の魅力や育て方、お手入れについて説明しております。
オリーブ(木)について
ヨーロッパでは最も一般的な木として公園や街並みを飾ることも多く、ガーデニングでも人気が高いです。よくユーカリと間違われやすいですが別物になります。
オリーブはその美しさだけでなく、実が食用として幅広く使われていたりオリーブオイルは世界でも多く使用されている油ですよね。見るだけ、飾るだけではなく、楽しみ方がたくさんあるオリーブの木が人気になるのも理解できます。
果実の塩漬けやオイルとして食用で栽培されているイメージが強いオリーブですが、実は育て方も簡単で観葉植物としても親しまれています。
オリーブは地中海や北アフリカが原産の常緑食用です。
品種も豊富になり世界では約500以上もの種類があるとされています。その内、観賞用としても複数の種類が販売されていて、観葉植物として代表的な品種は「ネバディロ・ブランコ」という名前で、丈夫で育てやすく、初心者の方でも手軽に始めやすいようです。
また、オリーブ特有のシルバーグリーンと言われる葉っぱと、繊細な葉ぶりが爽やかにもおしゃれな印象を与えてくれます。
そのため、鉢植えとして部屋のインテリアや、空間のアクセント、デザイン、イメージ作りには最適な樹木です。
更に、オリーブを鉢植えで始めようと考えた際にはサイズも多く、30cm程度のミニサイズから200cmもなる大型のものまでサイズ展開が豊富です。
卓上に置けるサイズ感から大型のサイズまで商品があると、置く場所や室内に合わせて購入することができるので嬉しいです。
様々なシーンに対応することができる上、価格も大きさによって異なり、お好みのものを選んで購入してみてください。
オリーブの人気はフェイクグリーンでも同様にあり、人工樹木の樹木プランターでは人気商品のひとつです。フェイクグリーンも観葉植物の需要が大きくなったことで、さまざまな種類やタイプ、アレンジを用意しています。特に、オフィスや商業施設など多くの人が集まり、行き交う場所には手間や管理が不要なフェイクグリーンは重宝されます。まずは、約1000アイテムを掲載した無料カタログをご覧になってみてください。
高さは約2mほどで、重さも8キロ未満と軽量です。
これもフェイクグリーンならではのメリットです。同じサイズで本物の土や陶器の植木鉢を使うと重さは3倍以上にもなります。
軽いことで移動もしやすく、掃除も行いやすいので清潔な空間が保てます。
写真の商品はこちら⇒GR5004 H1900オリーブ
オリーブの魅力はこんなところにも
オリーブは冒頭でも話した通り、食用としても楽しめる他、可愛らしい花も付けます。
葉っぱや樹形が美しいだけではなく、上手に育つと花や実をつけます。花の開花は5月~6月の時期で、白い花を咲かせます。ただし、花が咲いている期間は短く、1週間経たないうちに散ってしまうので注意して見ていなければなりません。
花を咲かせ実を付けるまでに4ヶ月ほど掛かり、収穫できるのは10月~11月頃とされています。オリーブの実は生で食すにはえぐみが強く、ほとんどが加工されます。アク抜きをして塩漬けやピクルスなどで楽しむ方が多いです。オリーブオイルを作るにはかなりの量が必要となり、手間もかかるので自宅で栽培している程度の量では難しいかもしれません。
また、オリーブの木は古くから聖書や神話に付きもので、多くの場面で登場します。
聖書に於いては「ノアの箱舟」で洪水の後に、箱舟から飛び立った鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってくるという話が有名です。そのため、鳩とオリーブは今でも「平和の象徴」として世界で知られています。
ギリシャ神話の中でもオリーブの木の起源が記されていて、主神ゼウスが「人々の為になるものを作れ」と言った際に、女神アテナが「オリーブの木」を作って持っていくと、ゼウスに認められ支配権を勝ち取ったとされています。
オリーブは香りも良く、食糧としても美味しく、痛み止めなどの鎮痛作用もあることで人々にとっては必要なものとして認められてきました。古代ローマ時代、パンを買えない貧しい人々はオリーブの実を食べていたとも記録が残っているようです。
他にもオリーブに関する逸話は多くあり、特に原産地でもある地中海では神聖な木として、共に時代を過ごしてきました。
そのため、古くからオリーブの木は大切にされ、樹齢数百年以上という大木も世界には存在します。
その生命力も素晴らしく、様々な面で優れているオリーブの木が愛され、いくつもの時代を見てきたことから花言葉は「知性」と「平和」。まさにオリーブそのものを現した言葉です。この花言葉からお祝いや開店祝いのプレゼント・ギフトとしてや、誕生日や記念の木としても喜ばれます。
オリーブの育て方について
オリーブは庭木としても鉢植えとしても栽培することが可能です。
乾燥した地中海が原産ですから、暖かく乾燥した場所を好みます。日本では小豆島が有名ですが、北海道など寒冷地での屋外の栽培は非常に難しいので温度管理が可能な鉢植えがおすすめです。
置き場所や日当たり
オリーブを観葉植物として育てる場合には置き場所や日当たりは必須条件とも言えます。
地中海のような日光が降り注ぐ環境を好み、通年で日当たりが良く、風通しが良い場所で育てるのが良しとされています。
日照不足になると枝が細くなったり花を咲かせないこともあるようなので、なるべく日光浴が出来る場所、もしくはこまめに鉢植えを移動して日光を浴びせてあげましょう。
水やりや肥料
オリーブを観葉植物として育てる上で、特に重要なポイントは水やりです。
先ほどから話している通り、乾燥を好む植物なので水やりは土が乾燥してからたっぷりとあげましょう。屋外で育てていて雨が多い時期には炭疽病になる可能性もあるので注意が必要です。
水をあげすぎることによって根腐れを起こす場合もありますし、受け皿に水が残っているのも悪影響になり兼ねませんので、こまめに捨ててください。また、水やりの頻度が少ないからと言って忘れてしまって長期間放置しておくと、土が完全に乾いてしまって生育の妨げになるので気を付けてください。
また、育てている最中にオリーブの葉が黄色く変色してくるのは株が弱っているサインです。
そんな時は肥料で栄養をあげるとすぐに元気になります。オリーブに適した肥料は緩効性肥料、または油粕が適しているようです。ゆっくりと土に栄養を与えることで急激な刺激もなく、すくすくと育ちます。
葉っぱに異常が見られない場合にも3月、6月、もしくは9月あたりで年に3回ほど肥料を与えると花の開花前後と夏の終わりで栄養が回り、冬に備えて準備ができます。
ここまでお伝えしてきた通り、丈夫で育てやすいとは言っても必ず、手入れや管理は必要です。その反面、フェイクグリーンの観葉植物であれば何も気にすることなく、通年で楽しめるものとなります。
フェイクグリーンのことでご相談やご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
オリーブの増やし方やお手入れについて
剪定や切り落とし
オリーブは生命力もあり、生長も早い観葉植物です。放っておいてもどんどん背丈は伸び、広がっていきます。そのまま大きくしていきたい場合にも、ある程度の剪定は必要ですし、大きな鉢へ植替えをすることも必要です。
剪定をすることで形が整う以外にもメリットがあり、枯れてしまった枝や病害虫が付いた枝は切り落として、他の枝葉に影響がないようにしなければなりません。また、剪定することで風通しも良くなり害虫予防にもなります。オリーブ農家では毎年剪定することで実付きっも良くなるとされ春前に剪定を行うようです。
また、オリーブの木は虫が付きやすい観葉植物でもあり、アブラムシ以外にもハマキムシやスズメガなどの幼虫も付き、オリーブ特有のオリーブアナアキゾウムシなども被害を与えるようです。
虫によっては乾燥した状態を好むこともあるので、定期的に葉水をするのもいいかもしれません。
植え付けや植え替え
オリーブは生命力が強いので比較的、挿し木がしやすいです。剪定して切った枝を挿し木にして株を増やすことができます。剪定した枝は新芽が付いた若い枝の場合、栄養のない土や川砂などに挿し、根が出るのを待ちます。土を乾かさないようにして、温かく日当たりが良い場所で育て、しっかりと根が付いたら植え替えを行いましょう。
一方で、太い枝を挿し木に使用する場合は生き生きとしたものがオススメです。挿し木用に用意した土に深めに挿します。今では市販でオリーブ専用の土や、挿し木に向いている配合土が多く販売されているのでそれを使ってもいいでしょう。太い幹を挿し木にする場合、時間が掛かりますが、成功率は高く、生長が早いようです。
また、オリーブは盆栽としても人気が高く、小さい株を剪定し邪魔な枝や葉を取り除き、針金やワイヤーで好きな樹形にすることもできます。
地面で栽培する場合は植替えの必要はありませんが、観葉植物として鉢植えの場合は定期的に一回り大きな鉢に植替えが必要です。生長が進むと鉢の中に根がいっぱいになり、栄養や酸素が吸収されにくくなります。育て方や環境によってスピードは違いますが、1~2年に1度のペースで植え替えをしてあげましょう。植替え時期は冬場の12月ぐらいがちょどよく、根を傷めにくいようです。
オリーブの育て方タイミングカレンダー
このように、生きた観葉植物はオリーブに限らずお世話や管理の他にもタイミングや時期も気にしなくてはなりません。しかし、人工観葉植物であれば、そういった時期や季節に合わせた置き場所なども一切気にせず、通年で楽しむことができます。
これはフェイクグリーンの最大のメリットとも言えるでしょう。
この最大のメリットに気付いた企業や会社、事務所などの法人様は賢く空間デザインを考えているのかもしれません。枯れることもなく、管理をせずともキレイな状態であってくれる。そして、トータルで考えるとコスト削減にも繋がります。皆さんも是非、メリットの多いフェイクグリーンで空間デザインを考えてみませんか?
オリーブ観葉植物について~まとめ~
オリーブの人気は留まらず、風水でも高い評価を受けています。神聖な木として「悪い気」が家に入ってこないよう守ってくれるので玄関やエントランス、ベランダや廊下、窓の傍に置くと良いとされます。また、オリーブの葉は殺菌効果があり、ハーブティーとしても飲めます。強い生命力と、元々兼ね備えている性質などパワーが溢れるオリーブが邪気を払うというのもわかる気がします。
これほどまでに魅力的なオリーブは観葉植物としても育てやすく、おしゃれで優雅な雰囲気はヨーロッパ地方では「貴婦人」とも呼ばれているそうです。
サイズも豊富で、理想の形を見付ける楽しさもありますし、理想的な形に作り上げることも可能なので楽しみ方も無限大です。通販でも多くの種類やスタイルのもが取り扱いされていて、自宅に届けてくれるので便利ですよね。大きい植木鉢も好まれますが、持ち運びに苦労するのも正直なところです。
観葉植物の中でもランキング上位に入る人気と需要があり、おしゃれな方や料理好きな方によく好まれます。地中海の雰囲気を感じながら元気にすくすくと育てる場合には日光浴と水やりが重要です。
これだけ人気の観葉植物ですから、フェイクグリーンの中でも好評で、樹木プランター商品でもおすすめの樹種になります。
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フェイクグリーンはオフィスや施設、医療機関など育成を目的とせず、インテリアアイテムとして観葉植物を取り入れたいという企業や会社での利用が多いです。