観葉植物のレンタルグリーンについて
皆さんは観葉植物のレンタルやリースがあることをご存知ですか?
レンタルグリーンと言って、主にマンションやオフィス、商業施設や飲食店などの店舗、ショールームなんかで選ばれることが多いです。中には個人宅でお願いする方もいらっしゃるようですが、マンションやオフィスのエントランス、休憩スペースなどの共同部分での使用がメインとされます。
定番の樹種から個性的な珍しい樹種、樹形やサイズなどさまざまな観葉植物を取り揃えている会社もあります。また、定期的なメンテナンスもサービスとしてあり、安心して楽しめるとあって法人 様との契約が多いです。
【今回の記事のポイント】
✔️レンタルグリーンメリット・デメリットが分かる
✔️オフィスシーンごとのレンタルグリーンの向き不向きが分かる
《目次》
造園や花屋、植物園などを生業としているところがレンタルやリースを行っている場合がほとんどな為、植物の知識や管理が行き届きます。観葉植物を置く場所や空間、お店のコンセプトやブランドなどを考慮し植物を選んでくれたりもするので空間演出としての人気もあるようです。
ただ、レンタルする場合や観葉植物を購入して置く場合、そして本物の観葉植物かフェイクグリーンかによってもそれぞれにメリット・デメリットがあります。そういった部分も含めて今回は観葉植物のレンタルについてご紹介や解説をしていきたいと思います。
レンタルのメリット・デメリット
観葉植物のレンタルを検討する際に知っておきたいのがメリット・デメリットです。
レンタルグリーンを置きたいと思っている場所や環境に適しているか?お願いした時のサービスにはどんなものがあるか?など含めて解説していきます。
レンタルグリーンのメリット
- 期間によって樹種の変更が可能
- 定期メンテナンスで管理をしてくれる
- 鉢カバーを選べる
- 枯れても保証が付いている
以上がレンタルの場合のメリットと言われています。
【期間によって樹種の変更が可能】について、例えば、夏にはアレカヤシなど夏っぽい樹種にしてもらい、冬にはモミの木、その他の季節には空気清浄の意味も込めてサンスベリアにしてもらうなど相談やオプションによって変更できる場合が多いです。
また、完全にお任せでシーズンによって入れ替えてくれるプランなども会社によってはあるみたいです。
ただ、大きさが異なる場合には別途料金が発生することもあるので、そういったところは取り扱い業者とよく確認・相談をしてみてください。
【定期メンテナンスで管理をしてくれる】これは生きた観葉植物でありながらも手間が掛からないというオフィスやショップには嬉しいメリットかもしれません。月1回の定期メンテナンスによって水やりや剪定、葉っぱの掃除、肥料を与えるなどを含めて、管理してくれる場合が多いです。また、このようなメンテナンス費用はレンタル料に既に入っているのが一般的とされます。
ただし、メンテナンス回数は決められていることが多く、月1回のところを週に1回に増やしたりする場合にはオプション費用が加わりますし、植物によっては頻繁に水やりが必要だったり、葉が落ちてきてしまうこともあります。その際には自分たちで多少の管理が必要になることもあります。
【鉢カバーを選べる】 大きさやサイズにもよりますが、業者によっては鉢カバーも選ぶことが出来たりします。ホワイトやブラック、ブラウンの色や、陶器やプラスチックなど素材も選択可能であれば空間に合わせて飾ることができますね。
ただし、こちらも業者によって異なりますので事前に確認することがおすすめです。
続いては【枯れても保証が付いている】ですが、この保証はレンタルやリースを行っているところでは一般的です。しかし、故意に破損があった場合や、通常の利用規約から反したことによって枯れた場合には弁償という形になる可能性もあるので気を付けてください。
また、レンタル以外で枯れる心配もなく、キレイな状態を維持でき、品質も見た目も本物に劣らないフェイクグリーンを取り入れることもオススメ!メンテナンスも不要ですからランニングコストも掛からず各所で好評をいただいております。無料カタログがございますので是非、参考にご覧になってみてください。
レンタルグリーンのデメリット
- ランニングコストが掛かる
- 環境や状況によっては場所を選ぶ
- エリアが決まっている場合がある
以上がレンタルの観葉植物の大きなデメリットになります。
【ランニングコストが掛かる】というのが一番大きく、通常の観葉植物やフェイクグリーンは購入してしまえばその後費用が掛かることはさほどありません。大きく育てたくて植え替えをする際には鉢を買ったり土を買ったりする必要がありますが、フェイクグリーンは簡単に掃除をする程度でメンテナンスにも費用が掛かりません。
また、レンタルのランニングコストは定期メンテナンスの頻度や観葉植物のサイズ、その他オプション等で費用は異なります。
【環境や状況によっては場所を選ぶ】というのは、屋外や室内での違いが一番です。基本的にレンタルグリーンは室内での使用を目的としていることが多いです。屋外で使用すると雨による傷みや風による転倒、日光による日焼けなどのリスクを伴うため対応していないところがほとんどです。
屋外に置くことで上記のようなリスクからメンテナンスにも手間が掛かったり、ひどい場合には使えないほどの損傷を引き起こすこともあります。また、樹種によっては寒い環境が苦手なものや、耐陰性がないものなどそれぞれです。屋外での使用をOKとしている種類もあるかもしれませんが、取り扱い業者によって違うので確認が必要です。
観葉植物のレンタル・購入の比較
それでは、レンタルのメリット・デメリットがわかったところで、各方面で観葉植物を取り入れる際にレンタルか、購入どちらの方が適しているのでしょうか?インテリアアイテムとしての需要も高い観葉植物はオフィスや事務所、商業施設や公共施設、マンションや個人宅など様々な場所で取り入れられています。
それぞれの場所で観葉植物を置くことを考え、比較していきたいと思います。
また、リアルな観葉植物がいいのか?フェイクグリーンがいいのかも併せてお話していきます。
オフィスや事務所に適しているのは?
ここ数年でオフィスや事務所で観葉植物を取り入れたいと考える方々が増えました。それは働き方改革や時代の変化によって、従来のオフィスの在り方が変わり、快適でリラックスできるような空間が求められるようになったことが背景にあります。
自由なスタイルで、過ごしやすい空間をつくることで仕事の生産性向上や効率アップに繋がり、現在では多くの企業オフィスや事務所にて観葉植物が採用されています。
オフィスや事務所に観葉植物を考えた際に最適なのはやはりレンタルが良いでしょう。
快適性やリフレッシュ空間を作る上で、観葉植物を取り入れたいけど、水やりなどの世話や管理に時間を取られたくないと考える方が多く、定期メンテナンスがあるレンタルグリーンの方が好都合です。
しかし、ランニングコストが掛かるので経費も削減したい場合や、生きた観葉植物でないといけないなどこだわりがないのであればフェイクグリーンが一番です。
そしてフェイクグリーンはアレンジのバリエーションが豊富なため、壁掛けや人工樹木、パーテーションなど様々なスタイルで観葉植物を楽しむことが可能です。どんな空間にもフェイクグリーンを使った空間演出をご提案いたします。グリーンを使った快適空間の紹介もありますので参考にしてみてください。
商業施設や公共施設に適しているのは?
商業施設や公共施設も本物の観葉植物を採用しているケースは少ないです。オフィス同様に管理の手間が掛かることや、枯らしてしまってはそれまでになってしまうことを考えると生きた観葉植物ではなく、レンタルやフェイクグリーンが人気です。
新しい施設は特にフェイクグリーンの採用がほとんどで、トータルのコスト面や維持管理が簡単に済むことなど総合的に判断してフェイクグリーンが採用されます。今まではレンタルでお願いしていたところでもリニューアルや改装のタイミングでフェイクグリーンに移行することが増えました。
特に上記写真のような食品を取り扱う空間や、飲食を伴う場所(フードコートや飲食店の店舗)なんかにはおすすめで、インテリアアイテムとして観葉植物を使いたけど衛生面を気にしないといけないような所には便利です。
レンタルを採用するところも中にはありますが、月1回のメンテナンスまでに虫が発生したり、枯れ葉が落ちてしまっては衛生的とは言い難いですし、そうならない為にも日々の見回りなどが必要になってきます。
また、食品を扱う分、冷暖房による温度差もあり、観葉植物の種類によっては向き不向きが出てくることもあり、種類の選択ができないことも多いようです。
(上記写真のフェイクグリーン商品はこちら→GR3112、GR4279、GM1753)
マンションや個人宅に適しているのは?
また、フェイクグリーンの良いところはたくさんのバリエーションがあることで、寄せ植えで複数の観葉植物を組み合わせることもできれば、色味やボリューム、土台やフレームまでも調節することが可能です。これはレンタルでは中々難しくフェイクグリーンならではです。
コンセプトやテーマに沿ってオーダーや特注でデザインすることも出来るので、どんな空間にも合わせられ、統一感やクオリティーの高い空間選出が叶います。
フェイクグリーンを使った空間演出をもっとご覧になりたい方は、弊社の施工事例を参考にしてみてください。
逆に、個人宅では生きた観葉植物の方が需要があります。毎日の水やりや世話が趣味となり、育成目的や植物を愛でる楽しさがあります。庭のガーデニングや室内のインテリアとしてもミニサイズの観葉植物から、大型の鉢植えやプランターまで、自分たちの好きな種類を選び生育することができます。
最近では天井から吊るすタイプで垂れる観葉植物が人気があったり、珍しい多肉植物や異国の木なども多く販売されています。中には、空間によってフェイクグリーンと使い分ける方もいらっしゃいます。
日光が入りにくく、閉鎖的なトイレや洗面所にはフェイクグリーンを使用し、リビングやダイニングにはシンボルツリーになるような大型の樹木を配置したりと様々です。
また、レンタルは個人宅向けの商品が少なく、完全な法人向けの会社がほとんどです。そのため、サイズも大きめのものが多く小さいサイズが欲しい方は100均やホームセンターで探した方が理想のものが購入できるかもしれません。
近年では、サブスクリプションで観葉植物や花を楽しめるようなサイトがあったりもするので、気になる方は情報 検索してみてください。
レンタル観葉植物についてまとめ
レンタルの観葉植物は基本的に法人のお客様となり、スタッフが定期的に伺い、メンテナンスを行います。設置や装飾も希望があればそれに従い行ってくれる場合が多いようで、観葉植物の清掃なども行ってくれます。万が一、枯れてしまった際にも保証が用意されていたり充実したサービスもあります。
手軽に観葉植物を取り入れることができるので東京や埼玉、神奈川などの主要都市では導入している企業も多いことでしょう。
しかし、このレンタルの事業の業界はまだ少なく、主要都市以外でも大阪・名古屋・福岡あたりでの利用がほとんどで地方での利用はまだ少ないのが現状です。
また、フェイクグリーンの出現によってメンテナンス費用が不要で、ランニングコストが軽減されるとしてレンタルの観葉植物からフェイクグリーンに移行する企業が多いのも事実です。
その上、雰囲気や空間コーディネートの演出 効果なども含めてアレンジが豊富にできるフェイクグリーンは企業にとってはメリットが多いと言えるでしょう。
時代の変化や流行に伴って、年々観葉植物の需要は高くなっています。
その中で、「レンタルなのか?購入なのか?リアルな観葉植物なのか?フェイクグリーンなのか?」どの商品を選ぶかはそれぞれです。目的や用途、場所、趣味趣向やコンセプトによっても異なりますから、いろんな角度で見て、総合的に判断することが大切です。
弊社はフェイクグリーンの専門店になります。フェイクグリーンが気になっている方や、フェイクグリーンで空間演出をしたいとお考えの方はお気軽にお問い合わせください。それぞれの空間に合ったデザインやコーディネートを提案いたします。
まずは無料カタログにて豊富なフェイクグリーンアイテムをご覧ください。