観葉植物とフェイクの比較についてご紹介
観葉植物を検索すると、葉を楽しむ植物を指し、葉っぱの形や色合いで自然の雰囲気を出すために育てるものとされます。種類によって形状や色彩、模様なども異なり、同じ種類であっても違いを見せるものもあり愛好家が多くいます。
主に観賞用として室内で育成されることが多く、リラックス効果や癒し効果、調湿効果などもあるとされ家庭以外でもオフィスや飲食店などの店舗、ホテルなどにも置かれます。人気があることで花屋でも多く取り扱うようになり、ホームセンターでの販売も増えていますが専門店まで出来る人気ぶりです。

逆に、フェイクと言われる造花やフェイクグリーンは育成や鑑賞とはまた違った楽しみ方で、インテリアの一部としての需要が高いです。
昔に比べフェイクの品質も上がり、本物と見分けが付かないほどリアルでクオリティーが高いです。観葉植物が人気となることで、それに伴いフェイクの需要も伸びています。今回はこの観葉植物とフェイクの違いや特徴を比較しつつご紹介していきたいと思います。
フェイクグリーン商品は大型施設や企業オフィスなどには最適なインテリアアイテムです。フェイクグリーンのことで何かご相談やご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。また無料サンプルもご用意しておりますので是非、参考にしてみてください。

それぞれのメリット・デメリット
観葉植物やフェイクには様々なサイズがあるので飾り方も色々です。また、植物一つ一つに花言葉などがあるのもポイントで、縁起の良い花言葉を持つ観葉植物はお祝いや贈り物などのギフトとしても人気。新築や開店祝いなどにシンボルツリーになるような大きめの鉢植えをプレゼントすると喜ばれるようです。
一方で小さめの観葉植物は場所も取らず空間のアクセントになるのでインテリアアイテムとして身近に飾りやすいと評価も高く、手軽に始めることができます。室内に観葉植物やフェイクを飾るメリットは大きく、室内がより魅力的になります。使い方や用途によってはそれぞれのメリット・デメリットが違います。その場所に最適な方を選びながら空間演出をお楽しみください。

1:おしゃれなインテリアとして
観葉植物やフェイクのグリーンがあることで殺風景な空間も明るくなったり、雰囲気を変えることが出来ます。飾り方を工夫することで色んな場所にも設置できるので自分たちの居心地の良いように工夫して飾りましょう。
大体はスペースの空いた部分に置かれることが多いです。隙間を埋めるように観葉植物や木を配置することで空間に締まりが出来ます。また、コンセント回りなどの気になる場所の目隠しにも役立ちます。最近は天井から吊るすパターンの飾り方が人気で、自然の中にいるような空気感を演出してくれます。

上記写真のように吊るしグリーンにはしだれるような蔦やツルの植物が人気です。アイビーやポトス、多肉植物でもしだれるタイプの種類があります。最近特に人気があるのはコウモリランで、大型になると100cmほどのものあります。独特の貯水葉や色んな形に伸びる葉がおしゃれに見えるので、ハンギングしたり板に貼り付けたり苔玉にする方もいるようです。
ただし、吊るす場合には水が滴らないことが重要です。水やりには注意が必要ですし、水を切りきるまでに時間を要したりします。その点、フェイクであれば一度吊るしてしまえば後はそのままの状態で楽しむことが出来ます。吊るしたり下ろしたりの作業もなくなるので手間がなくなります。天井から吊るしたり壁掛けとしても楽しめるフェイクグリーンを参考にしてみてください。
2:リラックス効果

植物が持っている独特の効果が観葉植物にもあり、森林浴やアロマのようなリラックス効果をもたらしてくれます。また観葉植物の緑色が目の疲れを癒してくれたり脳の働きを活性化させるなんていう効果もあるようです。
室内に観葉植物やフェイクのグリーンがあるとないとでは、確かに感じる空気や落ち着き、居心地の良さや癒される感じなども違うように感じます。
フェイクグリーンを使って居心地の良い空間づくりも提案しているので、会社のオフィスやリフレッシュ空間、共同スペースなどに利用してみてはいかがですか?グリーンの効果によって仕事効率も上がり生産性向上にも繋がります。
3:空気清浄と調湿効果

観葉植物にはホルムアルデヒドやキシレン、トルエンなど有害物質を吸着・分解し、光合成によって二酸化炭素を減らし酸素を増やす働きがあります。
また、サンスベリアのようにマイナスイオンを出すと言われる植物もあり、自然の空気清浄機とも言えます。室内の空気をキレイにしてくれるのはとても嬉しい効果です。
この空気清浄と合わせて蒸散をします。葉っぱの気孔から水蒸気を排出し、室内の湿度に合わせて水蒸気の量を変えることが出来るようで一定の湿度を保てるそうです。冬場などの乾燥しがちな時期には有難い性質です。
ただ、小さい観葉植物を置いただけでは効果は見られず、それなりの数量を配置しないといけません。例えば6畳の一室には大きい8号以上の鉢植え1個が目安で小さいものは5個~6個は置かないといけません。
フェイクは人工なので、このような植物独特の成分は持ち合わせていません。しかし、最近は光触媒の加工によって抗菌や消臭などの効果をもたらすものも対応・販売されていて空気清浄としても活躍しています。

4:生育の楽しさを味わえる
観葉植物は生き物です。水やりや剪定など手間を掛けて育てていかなければなりません。手間を掛けて育てているうちに愛でる幸せや、成長の喜びを感じることができ、立派に育つことで達成感をも得られます。
観葉植物は他の植物に比べると条件も少なく比較的育てやすく初心者向けとされますが、日当たりや水やり、風通しなど置き場所なんかも気にしてあげないといけません。それぞれの種類によって水やりの頻度や量、耐寒性や耐陰性なども異なります。フェイクではなく生き物として長く成長や育成を楽しみたいのであれば、しっかりとそれぞれの説明書やガイドをよく読み確認してからお世話をしましょう。


例えば壁面をグリーンで覆って壁面緑化を試みた場合にも、通常の観葉植物であれば一面を覆うのに時間と手間を掛けて育てなくてはなりません。
そして吊るすグリーン同様に、水漏れなどの心配もあります。上手に壁面緑化が出来ているところはそれなりに人手や手間、コストを掛けてお手入れをしているはずです。
しかし、フェイクの場合は施工したその日の内に壁面緑化が完成し、手間やその後のコストもかかりません。(※施工時間は大きさや規模にもよります。)
人工なので植物がまばらになることもなく、キレイな状態を維持できます。
壁面緑化は植物の育成に時間が掛かる上に、全ての植物が上手に育つかはやってみないとわかりません。所々根腐れすることもあれば、一部だけ大きく育ち、他が育たないということもよくあります。キレイな壁面緑化を求めるのであれば通常の観葉植物よりもフェイク グリーンが断然おすすめです。
5:風水として楽しむ
観葉植物やフェイクは室内のインテリアとして風水を取り入れて飾るのもオススメです。
風水は良い運気を呼び寄せ、悪い気を吸収してくれる力があるとされています。色や葉の形、向きに育ち方などを総合して分類され幸福や幸運を呼び寄せるものや、気を静めてくれるもの、邪気を取り払うものなど様々です。
特に玄関やリビング、トイレや寝室など場所に合わせて選んだり、鉢のカラーや高さなどで相乗効果を成すものもあります。風水では陰と陽があり、パキラやガジュマル、ベンジャミンは陽のエネルギーを持ち、ユッカやドラセナなどは陰のエネルギーとされています。

観葉植物とフェイクのコスト比較について
上記では観葉植物とフェイクの特徴をふまえメリット・デメリットをお話してきましたが、続いてはコスト面についてそれぞれ比較していきましょう。現在では両方とも身近なショップやホームセンター、通販などインターネットでも購入が可能です。ミニサイズの観葉植物やフェイクも最近は種類豊富に100円均一でも販売されています。
小さいものであれば双方とも手軽に購入でき、楽しむことができます。
コスト面で大きく変わってくるのは大きめのサイズや成長によってというところです。現在では150cm以上の大型の観葉植物が人気で多く取引されています。それこそ、新築時に合わせてシンボルツリーとなるような大型の観葉植物を買う方も多いようですが、種類によってはかなり価格が高額なものも。

大型の観葉植物でも南国のものが人気が高く、ウンベラータやユーカリ、オリーブやオーガスタにクワズイモ、モンステラ、セロームなどがあります。他にもサボテンやアレカヤシ、アガベといった南米のものも増えてきていて、南国育ちで珍しく、大きいものはやはり高価な傾向にあります。日本で大きく育てる手間や、海外からの輸入費なんかも加算されているからでしょう。
また、観葉植物とフェイクで大きく異なるのはランニングコストです。生きた観葉植物は植え替えをしたり、肥料や土、水を使用するのでその分の費用が掛かってきます。しかし、フェイクの場合は購入時の料金だけでそれ以降は費用がかかることはありません。そのため、フェイクでも120cm以上の大型の人工樹木が人気です。

水やりなどのお世話をしなくても常に同じ状態で保つことができ、その後のコストの掛からないことで施設やオフィスでの活躍が注目され、多く採用されています。
観葉植物とフェイクをおしゃれに見せる方法
これは番外編ということで、観葉植物とフェイクをおしゃれに見せるための方法を少しご紹介します。
現在、観葉 植物などと一緒にセットで注文が多いのが鉢やプランター、受け皿です。陶器のものからカゴになっているもの、ガラスで敢えて土や石を見せるようなものまであり、部屋のテイストに合わせて購入される方が多いようです。
インテリアとしてナチュラルにアートのように楽しむために樹や緑だけでなく、フレームや額縁といったものに埋め込んでディスプレイしたり、ガーデニング 用品と一緒に小さな雑貨やアクセサリーも販売されていて、ミニチュアの世界を表現するようなグッズなんかもあります。

植物の癒しだけでなく、ミニチュアの雑貨などと一緒にアートとして楽しめることで癒し効果も倍増しそうです。
フェイクグリーンでもおしゃれにフレームインした壁掛けなども多く、弊社でもインテリアデコという商品でご用意しております。
観葉植物とフェイクの比較についてまとめ
観葉植物とフェイクを比較してみて、どちらもインテリアや空間づくりには必要なアイテムで、目的や用途によって使い分けをすることが望ましいということがわかったような気がします。
ご自宅やご家庭で植物としての育成を楽しんだり、愛でるという観点では生きた観葉植物をおすすめしますが、共同スペースや何人もの人が行き交い、完全にインテリアアイテムとしての観点からいくとフェイクグリーンが最適です。
どちらも良し悪しがあり、購入者の希望や要望によって選択が異なってくると思います。是非、皆さんの理想の空間に合わせて検討してみてください。弊社では約1000種類ものアイテムを掲載した無料カタログがございます。まずはこちらを参考に、空間づくりをしてみてはいかがでしょうか?
企業オフィスやショップ、店舗の空間イメージのご提案もさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。また、配送や発送、送料などの各種サービスにつきましてもご質問等がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
