シェフレラ(観葉植物)の育て方や知識
シェフレラは様々な呼ばれ方があります。正式な学名は「ヤドリフカノキ」と言い、ウコギ科の一種になります。
シェフレラ属の総称をいい、日本では園芸分野の呼称として使われ、別名「カポック」とも呼ばれますが、実は、カポックとは別物で、姿が似ていることから同じ種類と混合され呼ばれるようになりました。今でもシェフレラとカポックは同類と思われている場合が多く、わかりやすいようにどちらの名前も表示して販売しているところもあります。
今回の記事では、シェフレラの特徴や育て方について紹介します。
今回の記事のポイント
・観葉植物のシェフレラの特徴がわかる
・観葉植物のシェフレラの育て方のポイントがわかる
シェフレラは先ほどもお伝えした通り、本来はカポックの種類とは別品種になるものの、カポックの代表種でもあるパンヤノキの葉と類似していることからカポックとも呼ばれるようになり、一般的にもシェフレラ=カポックという認識が根付いていきました。
今では、ホームセンターなどでもよく売られているのを目にしますが、大きさや色味、斑入りの品種など、多くの品種がつくられているので、お好みのものを探す楽しみもあります。基本的に日本では、室内での生育が主になりますが、沖縄や九州などの暖かい地域であれば、屋外での越冬も可能です。
【樹木プランター】は人気の高い樹木を揃えたスタンダードなボックスプランターで、置くだけの手軽さと、インテリア調の装飾デザインが魅力の商品です。
フェイクグリーンになるのでお手入れも不要で、さまざまなシーンで使うことができます。
また、弊社のプランターは軽くて割れにくい樹脂のプランターをセット。オフィスや店舗、商業施設などでも大活躍します。
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育てやすさや成長の速さから、贈り物としても人気があるシェフレラは、開店祝いや新築祝いにギフトやプレゼントとして贈る方も多く、花屋さんや植物園などでも取り扱いがあります。
もちろん、フェイクグリーン商品も贈り物としては人気で、生きた観葉植物とは異なり、管理や手間が不要なことで、贈った相手の方にも喜ばれます。弊社では、置くだけで存在感を感じる【人工樹木】や、屋内に庭やガーデンを思わせるように配置できる【連接樹木】があります。
シェフレラ以外にも、豊富な樹種でバリエーションも豊かに取り揃えておりますので、まずは、無料カタログで色々なフェイクグリーン商品をご覧になってみてはいかがでしょうか?
シェフレラを栽培する時のポイント
置き場所や日当たり
シェフレラは耐陰性があるのでお部屋で育てるのにも適しています。ただし、日光が当たる方が元気に健康的に育つので日陰に置くよりは、日当たりがいい場所に配置するのがいいでしょう。直射日光を当て過ぎてしまうと葉焼けの原因になるので、窓際のレースカーテン越しなどがいいかもしれません。また、エアコンや暖房機器の近くに置いてしまうと、風によって葉が傷んでしまう可能性もあるので、そういった場所は避けるようにしましょう。
冒頭でもお伝えした通り、屋外で育てることも可能ですが、春から秋に掛けての刺激が強い日差しは避け、ある程度の遮光が必要だったり、気温が低い冬場には、室内へ移動するなどして、環境に合わせて育てることが望ましいです。
シェフレラは熱帯植物の一種なので、暑さには強いです。また、丈夫な植物なのである程度の耐寒性もあります。しかし、霜が降りるような場合にはやはり弱ってしまうので、北海道や東北地方など寒い地域では越冬ができず、枯れてしまいます。霜が降りない地域であれば、地植えで楽しむこともできるようです。
水やりや土
シェフレラの水やりは、他の観葉植物同様に、土の表面が乾燥したらたっぷりの水をあげます。鉢底から溢れるくらい水やりを行った際には、受け皿に残った水はきちんと捨てて清潔に保ちましょう。耐寒性もありますが、3℃を下回る寒さであれば室内に取り込みます。室内での管理であれば、冬場でも生長するので、その時は生長期と同じように水やりを行っても構いません。もし、冬場に生長が止まったなと思ったら、水やりの頻度は減らしてください。
また、葉水をすることで乾燥から守ったり、アブラムシやハダニなどの害虫を予防する効果があるので毎日1回は葉水をすることをおすすめします。
特に冬場の乾燥には効果的です。
シェフレラだけでなく、観葉植物のほとんどは、水捌けの悪い土は根腐れを起こしやすいとされ、出来るだけ水はけの良い土を使う場合が多いです。園芸などが趣味の方は自分たちで赤玉や鹿沼土、腐葉土などをブレンドして使う方もいます。
土の表面に化粧砂や水苔を敷いておくことで乾燥やコバエの発生を防ぐ効果があるのでオススメです。また、肥料などは特別必要ありませんが、生長期に与えることで生長を促し、健康に育ってくれます。有機肥料や化成肥料を与える際には、表示をよく確認し、用法用量を守って使用しましょう。
それぞれ、土や肥料に関しては、観葉植物専用の商品などが販売されていることもあるので、インターネットなどで検索してみるといいかもしれません。他にも園芸関連の本や雑誌に情報が掲載されていることもあるのでチェックしてみてください。
シェフレラ以外にも、観葉植物をインテリアとして飾りたい方にはフェイクグリーンが最適です。フェイクグリーンは手入れも不要で、メンテナンスも簡単に行えるので手軽に空間でおしゃれを楽しめます。
シェフレラの増やし方やお手入れ
シェフレラは基本的に鉢植えで販売されていることがほとんどです。サイズもミニサイズの小型のものから中型・大型のものまでバリエーションが多いです。ミニサイズであれば、100均でも手に入ることがありますし、他のサイズでも花屋はもちろん、植物園やホームセンターなどでも在庫があります。
ごく稀に、種の販売もあるようですが、発芽させるには手間や管理に時間を要しますし、温度や湿度など細かい管理も必要になります。そのため、こだわりが強い方以外は鉢植えでの購入が多いです。
シェフレラなど観葉植物の購入を検討する際は、まず、病害虫に注意しましょう。
ハダニやアブラムシなどの虫が付いていないかをよく見てから買いましょう。もし、虫が付着している株を購入してしまうと、後々弱ってしまったり、他の観葉植物に影響を及ぼす可能性もあります。
後は、葉っぱが生き生きとしてツヤ感があるもの、茎や根がしっかりしているものを選ぶと良いです。
また、シェフレラは挿し木をして増やすことが出来ます。茎挿しといって剪定した枝や茎を土に挿すだけで根が生えてきます。この時、放射状になっている葉は半分を切ってあげることで、乾燥から守り、生長を促すことができます。そして、土の表面には水苔などを敷くことで、更に乾燥を防止することができるのでおすすめです。根が張るまでは、なるべく明るい日陰で管理することが適しています。
シェフレラの植付けや植替え
シェフレラの植え付けは生長期の5月~7月の暖かい時期に行ってください。苗が小さく、根があまり出ていないもの、挿し木をしたものに関しては、常に土が湿っている状態を維持しましょう。割り箸を挿すなどして確認しながら水やりをしましょう。
シェフレラの剪定や切り落とし
シェフレラは丈夫で生長が早いので、古くなった葉や、邪魔な葉は思い切って剪定しても構いません。ハサミで根元から切ったり、硬い茎の場合はナイフなどを使用して剪定しましょう。
剪定したものは、そのまま挿し木として使うことができるので、是非、もう1つ鉢を増やしたい方はチャレンジしてみてください。
また、シェフレラは大きくなるにつれ、脇芽をたくさん出します。脇芽を放置しておくとボリュームも増えますが、その分、他に栄養が回らなくなることもあるので、樹形を整えるようにお好みで脇芽摘みをしてあげるといいでしょう。
シェフレラだけでなく、観葉植物を上手に育てるためにはそれなりのコツやポイントがあります。フェイクグリーンとは異なり、リアルな観葉植物には、手間や管理は必須となります。そのため、会社オフィスや事務所、施設など、多くの人が行き交う場所では、管理やコストを考えると生きた観葉植物よりもフェイクグリーンの方が適している場合も多いです。
弊社ではフェイクグリーンを使ったグリーン空間の作り方や、様々な種類のフェイクグリーン商品をご用意しております。オフィス以外にも、カフェやクリニックなどの医療機関でも安心安全に利用出来るとして人気があります。
シェフレラの育て方タイミングカレンダー
シェフレラは、日本でも観賞用として基本的には室内管理がほとんどです。そのため、休眠などもなく、日々生長しているので、剪定などもその都度行っても問題はありません。ただ、植替えを行う場合にはやはり暖かい時期が適しています。なるべく夏場の猛暑は避け、天候の良い時期に行っていきましょう。
生きた植物を育成する際には、お世話や管理の他にも、上記のようにタイミングなども気にする必要があります。しかし、人工植物であれば、そういった時期や季節に合わせた置き場所も一切気にせず、通年で楽しむことができます。これはフェイクグリーンの最大のメリットとも言えます。
このメリットに気付いた企業や会社、事務所などの法人様は賢く空間デザインを考えています。枯れることもなく、管理をせずともキレイな状態を維持出来るので、トータルで考えるとコスト削減にも繋がります。皆さんも是非、メリットの多いフェイクグリーンを使って空間演出を考えてみてはいかがですか?
シェフレラの花言葉や風水
実は、原生しているシェフレラは白く細かい花を咲かせます。観賞用の鉢植えで目にすることはあまりありませんが、開花後には赤や黄色の実を付け、また違った表情を見せてくれます。
シェフレラの花言葉には「実直」や「とても真面目」という花言葉が付けられています。どんな状況や環境であっても丈夫にしっかりと育つ姿から名付けられたとか。とてもポジティブで真っ直ぐな言葉で、進学や就職などの新しい門出に立つ人にはピッタリかもしれませんね!
また、丈夫で枯れにくく、ひたむきに生長する姿は「枯れない=事業が失敗しない」という意味がこめられ、開業祝いなどで病院やクリニックにも人気のある植物です。
シェフレラのように、丸みのある葉っぱをつける観葉植物は、風水上では気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。また、太陽に向かって放射状に伸びる葉は、活発な「陽」の気を発しているので玄関やエントランス、キッチンやリビングに置くと、家全体の気の流れが良くなり、幸せが舞い込んでくるとも言われています。
ホテルや会社の事務所、オフィスなどによく選ばれるのは、シェフレラの花言葉や風水の効果を知って配置しているのかもしれませんね。
確かに、シェフレラは大きいものを置くと存在感もあり、小さいものは可愛らしくもあります。空間に一つあるだけで好印象を与え、インテリアとしても扱いやすく、シンプルやカジュアルな空間はもちろん、シックでモダンな雰囲気にもよく似合います。
シェフレラについてまとめ
今までお話してきた通り、観葉植物のシェフレラは丈夫で、どんな環境でも比較的育ちやすい種類です。放射状に広がりを見せるツヤのある葉っぱや、大小さまざまなサイズがあることで、グリーン空間のインテリアとしても人気の高い観葉植物です。
抽象的な緑が、どんな空間づくりにもマッチし、自宅以外でもオフィスや施設、店舗やショップ、医療機関など多くの需要があります。特に多く目にするのが、ホテルや病院などで、仕切りや目隠しとしても利用されているパターンです。
フェイクグリーンでも人気がある寄せ植えプランターはBOX型の大型プランターです。根元の寄せ植えグリーンがオシャレで、ボリュームのある樹木で演出効果大、置くだけで癒しの空間が作れます。
ロビーやエレベーターホール、休憩スペースのソファー横など広いスペースにおすすめです。
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また、観葉植物は癒しや空気清浄などの効果も持ち合わせているため、そういった部分でも人気の相乗効果があるのかもしれません。ただ、生きた観葉植物は必ず、お手入れやお世話が必要となります。
手入れが行き届かず、枯れてしまったり、見た目が悪くなってしまっては風水などの効果も逆効果になってしまいます。観葉植物は生き物なのでそれぞれに合った育て方をしなければ良く育ちません。そのため、育成を目的として自宅に置く分には構いませんが、商業施設やオフィスなどインテリアを目的として置くには手間もコストも掛かり、懸念されやすい面もあります。
そこで、人気が出ているのがフェイクグリーンです。
フェイクグリーンは、リアルな観葉植物のように手間や管理の必要がなく楽しめるので、まさにオフィスや商業施設などには最適なアイテムと言えます。
存在感を出したい場合は、人工樹木の【樹木プランター】が人気です。
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インパクトのある演出が希望であれば、【連接樹木】と言って複数の樹木を組み合わせて、その場にガーデニングや庭を再現したようなアイテムもあります。
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また、樹木とパーテーションを組み合わせた【樹木パーテーション】も使い勝手が良く、仕切りやちょっとした目隠しなどに対応でき、オフィスや事務所で好評です。
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是非、オフィスインテリアや空間デザインでシェフレラのような観葉植物をお考えの方はフェイクグリーンも併せて検討してみてはいかがでしょうか? 手間や管理が不要で、常にキレイな状態を楽しめるフェイクグリーンは、インテリアアイテムとしては最適です。種類も豊富で、幅広いアレンジができるので、さまざまな空間に適応できます。
まずは無料カタログや施工事例をご覧になって参考にしてみてください。また、空間に合わせての提案も含めた「グリーンモードのおすすめガイド」もあるので併せてご覧になってみてください。
商品の配送や送料、各種サービスに関するご質問や、フェイクグリーンに関するご相談等がある場合にもお気軽にお問い合わせください。
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シェフレラは、インテリアとしても人気の高い観葉植物です。フェイクグリーンは、生の観葉植物のように手間や管理の必要がなく楽しめます。オフィスや商業施設など企業向けには最適なアイテムですので、是非、一度使って見てください。
グリーンモード.jp 店長 河端孝幸