観葉植物【サンスベリア】の育て方や豆知識
サンスベリアは別名「虎の尾」(トラノオ)とも呼ばれキジカクシ科ドラセナ属の観葉植物ですが、実は複数の種類や品種があり様々な表記があり、ややこしい一面もあり他にもリュウゼツラン科やスズラン亜科と言われることもあります。今回はこのサンスベリアを紹介します。
主な原産地はアフリカの乾燥地帯ではあるが、タンザニアやエチオピアでも有名です。日本に観葉植物として持ち込まれるようになったのは明治中頃で観賞用として入ってきたようです。
地面からロゼット状に立ち上がる葉っぱは肉厚で葉先がとがっています。観葉植物だけではなく多肉植物としても扱われています。土の上には葉だけが伸び、茎や根は地中に横に這うように伸びています。そのため、放置しておくと鉢がパンパンになり弱りやすくなってしまいます。
また、乾燥には強いですが、湿気や蒸れなどには弱く、通気性の良いところを好みます。耐陰性も兼ね備えているので玄関や廊下などに置いても大丈夫です。ただ、本来はアフリカが原産なので日光を好み、日当たりの良い場所でよく育ちます。寒さには弱く5℃以下になる場合には温かい所へ移動して育てましょう。
緑色の濃淡や白い縞模様があり、その模様が虎の尻尾に似ていることから「虎の尾」と呼ばれるようになったそうです。実はあまり知られていませんが、サンスベリアは観葉植物でありながらも葉っぱの間から花茎が出てきてひっそりと小さな花を咲かせます。
アガベのように太い花茎に繊細な白い色の花がつき、芳香性がありジャスミンのような甘い香りを放ちます。
中々見る機会も少なく、知っている方も少ないのではないでしょうか?もし咲いているのを見付けたら、その美しさと甘い香りを是非、体感してみてください。
観葉植物のサンスベリアはマイナスイオンを放出するとされ、空気清浄や風水などでも人気があります。風水的には邪気をはねつける力があるとされ、空気清浄の効果から「清潔」も保ち、玄関などにおすすめです。
また、サンスベリアのような大型の観葉植物は空間の間仕切りとしてもおしゃれに演出してくれるアイテムです。フェイクグリーンを使った間仕切りやおしゃれな観葉植物の使い方についてのコラムもあるので併せて読んでみてください。
観葉植物は風水に於いてかなり重要なアイテムのうちの一つで、様々なものが用いられます。
例えば、パキラには金運アップ効果があったり、ユッカには仕事運アップの効果があります。ただし、枯らしてしまっては意味がなく、むしろ悪い運気を取り込んでしまいます。
そのため、フェイクグリーンの観葉植物は枯れずにキレイな状態を維持できるとして風水でも人気です。パキラやユッカのフェイクグリーンもあるので是非、無料カタログで風水と併せてご覧になってみてはいかがでしょうか?
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サンスベリアの育て方のポイント
サンスベリアを上手に育てる為にはどんなことに注意をしていけば良いでしょうか?
続いてはサンスベリアの育て方について解説していきます。
今や、インテリアの中には必要不可欠な観葉植物ですが、元気にすくすくと育てる為には手間や管理が重要です。そのため、生育が難しい場所や管理が行き届かない場合にはフェイクグリーンが人気。
サンスベリアの日当たりについて
日当たりについてですが、サンスベリアは日光が大好きです。室内で育てる場合にはなるべく太陽の光が当たる、日当たりの良い場所に置いてください。ただし、直射日光を当てすぎると葉焼けの原因になるので当て過ぎには注意しましょう。
また、サンスベリアは耐陰性もあり、日陰に置いても大丈夫ですが、定期的に日光浴をさせてあげましょう。
屋外で育てる場合には春~秋にかけては外に置いていても大丈夫ですが、ある程度の遮光が必要になります。遮光シートなどを使用して直射日光の刺激が強く当たらないように管理してあげましょう。現在はホームセンターや100均などでも遮光に関するグッズが販売されているので、そういったものを使用すると簡単に管理できます。
サンスベリアの置き場所について
サンスベリアの置き場所は上記でもお話した通り、室内外に関係なくどこにでも置けます。ただし、直射日光が当たり過ぎない風通しの良い場所がおすすめです。風通しが悪いと蒸れを起こしやすく根腐れの要因にもなります。
また、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷みやすくなるので注意してください。最近流行のハンギングなどを使って吊るして楽しむ方もいらっしゃいますが、水やりの際には水が垂れないように気を付けてください。
サンスベリアの特徴でもある空気清浄などの効果から、リビングや寝室に置く方が多いです。
サンスベリアの水やりについて
サンスベリアは乾燥に比較的強いタイプです。土の表面が乾いていたらたっぷりと水をあげてください。そして、気温が低くなる冬には成長が一旦ストップするので水やりの回数も大幅に減らしても簡単には枯れません。また、サンスベリアを乾燥させることで樹液の濃度が高くなり、それにより耐寒性を上げることが可能です。
葉っぱが大きいことでホコリやゴミが付着しやすいので濡らしたティッシュなどで葉っぱをキレイにしてあげると良いでしょう。葉水をすることでハダニやアブラムシなどの害虫予防にもなるので、定期的に霧吹きで葉水することもポイントです。
また、肥料などもあまり必要がなくても丈夫に育ちます。ただ、元気がなかったり、生長を促すには肥料を2週間に1回程度のペースであげたり、置き肥を与えてもいいでしょう。あまりあげすぎてしまうと肥料の強さに負けてしまうこともあるので用法用量をしっかりと守るよう注意してください。
サンスベリアに限らず、生きた観葉植物にはやはり、お手入れや管理は必要不可欠になります。
花などに比べると初心者でも管理のしやすさはありますが、それでも水やりや剪定、植替えなど手間を掛けることで元気に育ってくれます。
とは言っても中々忙しく手間を掛けれずにいたり、つい忘れがちになってしまう方も多いかと思います。そんな方々にはフェイクグリーンがオススメです。
豊富な商品ラインナップで空間に癒しとアクセントを演出してくれます。フェイクグリーンのことでご質問やご要望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
サンスベリアの増やし方やお手入れ
サンスベリアは耐陰性もあり、見栄えもよく空気清浄の効果も持ち併せています。そのため、室内の各所に配置したいと考える方も多いのではないでしょうか?
サンスベリアを株分けしたり増やすことは意外と簡単に行えるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、初めに購入する際には、なるべく葉が肉厚で多く付いている健康的なものを選びましょう。傷などが付いているとそこから枯れていく心配もあるので綺麗なもの、アブラムシなどの虫が付いていないかを確認してから購入してください。
植え付けや植え替えについて
サンスベリアの植え付けは暖かい5月~8月の時期がベストです。もし、挿し木や葉挿しを行うのであれば湿度の高い6月がいいかもしれません。5月~8月と記載したものの、猛暑はあまり向かないので天気を見ながら検討してみてください。
根が出ていないものであれば、常に湿った状態の土に挿すか、根が出るまで水差しで管理することも可能です。サンスベリアの生長は条件が良ければ早く伸び、年々大きな鉢に変えてあげると株も大きく育ちます。
また、冒頭でもお話した通り、根や茎が横に伸びる性質があるので根詰まりを起こしやすく、放置しておくと段々と弱ってきてしまいます。そのため、年に一度でも値をカットしたり一回り大きな鉢に植え替えをしてあげることで元気になります。
植替えの際には水捌けの良い土を使用し、なるべく古い土は落としてから植替えをしましょう。植替えを行ってすぐは根が弱っている状態にあるので水を与えず、植替え後1週間ほどは様子を見ましょう。
剪定や切り落としについて
サンスベリアの生長期は春から秋に掛けてとなるので、剪定や切り落としもこの時期が良いとされます。
古い葉や成長の妨げになるような葉はナイフや剪定ハサミを使い、思い切って剪定してしまってもいいでしょう。
敢えて、元気な葉を落とし、葉挿しとして利用する方もいらっしゃいます。
先ほどから言っている【葉挿し】と言う方法は、サンスベリアの葉を1枚切り落とし、その葉を分割するように横に切断します。分割した葉は生長する方向を上にして水差しと土挿しで増やすことが出来ます。
サンスベリアの育て方タイミングカレンダーはこちら
このように、生きた観葉植物はサンスベリアに限らずお世話や管理の他にもタイミングや時期も気にしなくてはなりません。しかし、人工のフェイクグリーンであれば、そういった時期や季節に合わせた置き場所なども一切気にせず、通年で楽しむことができます。
これはフェイクグリーンの最大のメリットとも言えるでしょう。
この最大のメリットに気付いた企業や会社、事務所などの法人様は賢く空間デザインを考えているのかもしれません。枯れることもなく、管理をせずともキレイな状態であってくれる。そして、トータルで考えるとコスト削減にも繋がります。皆さんも是非、メリットの多いフェイクグリーンで空間デザインを考えてみませんか?無料カタログや無料見積もございますのでお気軽にお問い合わせください。
観葉植物のサンスベリアについてまとめ
サンスベリアは室内環境を整え、風水の効果もあり、勇ましいそのフォルムでも人気の高い植物です。
大きな尖った葉先や、虎のような縞模様、そして種類が複数あることで様々な形や色合いのものが選べます。主に多く販売されているのは「サンスベリア・ローレンティー」という種類ですが、他にも「サンスベリア・スタッキー」や「サンスベリア・ゼラニカ」「サンスベリア・ハニー」などがあります。
剣のように葉が伸び、少しねじれるように立つ姿がユニークでエキゾチックでもあります。ウンベラータやモンステラのように横に広がることもなく、縦に生長するので場所も取らずスタイリッシュな雰囲気を演出できます。光が当たったその影すらもおしゃれに演出してくれます。
また、ある種のサンスベリアからは丈夫な繊維が取れ、紐やカゴを編めたり、弓の弦としても使われてきた背景があります。
日本にサンスベリアが入ってきて以降、一定の人気を誇り、自宅だけではなく、オフィスや医療機関など癒しを必要とする場や、内装のデザインやインテリアと併せて飲食店やショップ、店舗などでもよく目にします。
濃いグリーンや縞模様、尖った葉っぱなど、個性的な見た目から多少の場所は選びますが、グリーンの抽象的なイメージが補ってくれたり、シンプルな空間ほどよく映えます。
育成目的として植物を育てることに楽しみを持っている方にはとても育てやすい種類ですが、手入れや管理が難しい方や育成目的ではなく、インテリアアイテムとして観葉植物をお考えの方にはフェイクグリーンが最適です。
樹木のように高さのある【人工樹木】や、ダイニングやテーブル・デスクに置けるサイズで使い勝手の良い【卓上ポット】、最近流行の吊り下げや壁掛けができるタイプの【グリーンポット】や【インテリアデコ】など各所でグリーンを使い分けアレンジすることが可能です。
特に、管理の手間やコストが掛かることを懸念される企業・法人様には是非、一度フェイクグリーンを使った環境づくりをご検討いただければと思います。特注オーダーや空間演出のご提案も致しておりますのでお気軽にお問い合わせください。まずは、無料カタログで施工事例なども含めてご覧になってみてください。