グリーンウォールが人気急上昇
グリーンウォールとは室内や屋外の壁に観葉植物を使ってデザインしたり、壁面緑化を試みることを総称して言います。本物の観葉植物を使う場合もあれば、人工の観葉植物であるフェイクグリーンを使って室内でも安心して楽しむことの出来るインテリアです。
数年前から、観葉植物のインテリアアイテムとしての存在は大きく、100均やニトリから、観葉植物専門のショップ、多肉植物に特化した店舗、コウモリランなどの吊るすことを目的とした観葉植物のお店などバリエーションや種類が豊富になってきました。それに伴って観葉植物のフェイクグリーンやアーティフィシャルフラワー等のいわゆる造花も増え、種類だけでなく、品質や見た目のクオリティーも向上しています。完成度の高いフェイクグリーンを使い、リビングなどのお部屋やトイレ、キッチンなど家庭で飾るだけでなく、多くの企業でオフィス緑化の取り組みが進められています。
【今回の記事のポイント】
・グリーンウォールの特長や注意点がわかる。
・グリーンウォールの施工事例がわかる。
更新日:2024/6/5
初稿:2021/9/9
今までの観葉植物と言えば、鉢やプランターに植えられそのまま受け皿と共に置くだけの飾り方がスタンダードでした。しかし、現在では飾り方も色々とあり、今回のようなグリーンウォールや、吊り下げグリーン、ボックス型の寄せ植えなど様々です。
グリーンウォール/吊り下げグリーン/ボックス型の寄せ植え
商品はこちら
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グリーンウォールで選ばれる観葉植物
数ある観葉植物の中でもグリーンウォールに選ばれる観葉植物は主にボリュームが出るものや、垂れるような葉のものが多いです。
アイビーやポトスはもちろん、シュガーパイン、グリーンネックレス、ペペロミアなどがあります。
グリーンウォールは壁面に装飾するので、平面に立体的な動きや奥行きが出て、陰影を作り出します。また、インパクトや空間の印象付けにもなるのでオフィスやエントランスなど多くの人が行き交う場所には大型のグリーンウォールが採用されることが多いです。
そして、上記写真のように複数の観葉植物をミックスさせることでより自然味が出て、癒し効果やリラックス効果を得ることもできます。
空間のテイストやデザイン、雰囲気に合わせて南国風にしたい場合にはモンステラやアンスリウム、ヤシなどを組み合わせると良いかもしれません。シンプルやナチュラルといった北欧風の感じを出したい場合には、ポトスやワイヤープランツ、エアプランツなどがおすすめです。
グリーンウォールの注意~観葉植物の管理について~
リアルな観葉植物とフェイクグリーンを比べた際に、本物の観葉植物は手間や管理を日常的に行わないといけません。生きているので水やりや枯れ葉の掃除、たまに肥料を与えたり剪定する場合もあります。
キレイな状態でグリーンウォールを保つ為にはそれなりの管理が行き届いていないと維持することは難しいでしょう。特に大きいものになると世話や管理も大変になり、水やりに関してもポンプを使ったり、下部に水が溜まらないような工夫も大切です。
また、生きた観葉植物には土などの土台が必要ですが、どうしても重力によって沈んできてしまいます。そうなると育成にバラつきが出たり、土こぼれが起きたり、隙間が空いてしまうことにもなります。
その上、管理が行き届かないと害虫が発生したり、根腐れや枯れに繋がることもあり、せっかくのグリーンウォールが台無しです。
また、グリーンウォールのやり始めは成長段階にあるものが多く、上手に均等に育てることは中々難しいです。植物は水やりだけでなく、日当たりや風通しも関わってくるので一部が大きく成長しても、一部は育てずにいるものなどが出てきます。
最終的に全面がキレイにグリーンウォールとして覆われていれば大丈夫ですが、一部が腐ってしまうと周囲にも影響が出る恐れがあります。
グリーンウォールは設置後、そのまま放置していても大丈夫と謳われることがありますが、あまり放置しすぎても上記写真のようにおしゃれからは程遠くなってしまう可能性もあります。外壁をおしゃれにしたかったのにもったいないですよね。そうならないためにも定期的なメンテナンスや管理は欠かせません。
もし、自分たちで行えない場合にはプロの方にお願いする方法もありますが、新たにコストが掛かってしまいます。
このように屋外でも室内でも本物の観葉植物はいろいろと注意することがあり扱いにくいと感じる方も多くいます。その反面、フェイクグリーンを採用すれば設置後は特に管理やメンテナンスも必要なく、常にキレイな状態を楽しむことができます。
グリーンウォールにおすすめのフェイクグリーンはこちら
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グリーンウォールのフェイク施工事例
手間や管理が不要なことで企業や施設、公共の場でも採用されるようになりました。また、土や水を使用しないことでさまざまなアレンジが出来るのもフェイクグリーンの特徴です。
屋内のフェイクグリーン施工事例
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こちらはウッドパネルと組み合わせたグリーンウォールになります。シックなブラウンと緑の組み合わせが大人な雰囲気を演出。白を基調とした空間にアクセントとして入ることで空間に和やかさが出たように感じます。(写真の商品はこちら→GM1790)
シックな雰囲気はホテルのロビーやエントランス、客室にも最適で、管理が必要ないことでホテルやマンションの共用部分にも多く採用いただきます。こちらもウッドパネルの色を明るいナチュラルブラウンに変えることも出来ますし、フェイクグリーンの位置も配置によって変更できるので空間に合ったデザインで設置できます。
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屋外のフェイクグリーン施工事例
グリーンウォールを検索すると多く出てくるのはやはり大型の壁面緑化ではないでしょうか?
屋内外の壁面を観葉植物で覆うことでインパクトのある空間がつくれます。また、最近では観葉植物のもたらすリラックスやリフレッシュ、癒しといった効果が見直され、企業のオフィスや医療機関でも採用されるケースが、ここ数年で急激に増えました。
下記写真のように大型のグリーンウォールを生きた観葉植物で作る場合には手間も時間も要しますが、フェイクグリーンであれば手軽で簡単に設置可能です。また、管理が不要なので設置してしまえば特に手を掛ける必要がありません。
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グリーンウォールについてまとめ
おしゃれでインパクトのあるグリーンウォールは飲食店の店舗やカフェ、オフィスに至るまで幅広く人気があります。インテリアアイテムとして観葉植物の需要や人気は上がる一方で、それに伴い手間や管理の必要がないフェイクグリーンの需要も大きく伸びています。
これから新築予定のお店や施設、リニューアルオープンするショップなどからも多くお問い合わせをいただいております。
大勢の人が行き交う場所や、衛生面を気にしなければならない環境などいくつかの条件があるところにはフェイクグリーンのグリーンウォールがおすすめです。
グリーンウォールを検討する際には本物の観葉植物よりもメリットが多く、安心して楽しむことが出来ます。
オーダーや注文以外にも、配送や送料などのサービスに関する情報もお気軽にお問い合わせください。
監修者からのメッセージ
監修者:河端 孝幸(インテリア、住宅、建築業界25年以上従事)
販売実績80,000台以上、業者様販売実績2,800社以上
インテリア、住宅、建築業界での経験とノウハウを生かし、設計施工業者様、クライアント様が満足するフェイクグリーンの装飾品を企画・販売しております。
フェイクグリーンは手軽に取り入れられることや手間や管理がかからないことが魅力です。インテリアアイテムとして空間演出をお考えの方はぜひ、フェイクグリーンをお試しください。