人気の観葉植物ウンベラータをフェイクグリーンで

フェイクグリーンはインテリア用に作られた人工観葉植物です。
インテリアとしての需要の高まりから、フェイクには見えないリアルな製品が豊富に出回るようになっています。
ハート型の葉が個性的なウンベラータは、観葉植物としておしゃれなアパレルショップなどで人気です。
ここでは、ウンベラータの育て方やフェイクグリーンにした場合のメリットなどをご紹介します。
上記商品はこちらです （GR5044 ×1台、GR5045 ×1台）

【今回の記事のポイント】
✔︎ウンベラータの育て方がわかる。
✔︎ウンベラータをフェイクグリーンにした場合のメリットがわかる。

《目次》

• ハイセンスの観葉植物ウンベラータの育て方
• ウンベラータ等の観葉植物をフェイクグリーンにするメリット
• フェイクグリーンの注意点
• リアルなフェイクグリーンでおしゃれに観葉植物が楽しめる

■ウンベラータの基本情報■

ウンベラータは学名をフィカス・ウンベラータと言い、ゴムの木やベンジャミンなどと同じクワ科のイチジク属の植物です。
熱帯アフリカ原産で、木の高さは10メートルにもなります。日本では観葉植物として育てられており、50センチから1.5メートルほどの鉢植えが多く出回っています。
ショップやオフィス、家庭の玄関やキッチンの癒しとして配置されていることもあります。
運がよければ、ウンベラータが実を付けるのを見ることができます。

正確には花嚢（かのう）と呼ばれるもので、花軸が肥大して袋状になったものです。
花嚢の内側に小さな花が多数あり、成熟すると果嚢と呼ばれるようになります。
これはイチジク属の特徴で、イチジクを「無花果」と書く所以です。
無花果の実と呼ばれているのは果嚢で、ウンベラータにも果嚢ができますが、残念ながら食べられません。

■置き場所■

ウンベラータを鉢植えで購入した場合には、明るい日影に置きましょう。
室内ならレースのカーテン越しの光が当たる場所か、午前中だけ直射日光が当たる場所が最適です。
屋外で育てる場合には、葉焼けを起こさないように少しずつ日光に慣らしながら外に出します。
30％から50％ほどの遮光をすると、葉焼けさせずに育てることが可能です。

風通しが悪いとハダニやアブラムシ、カイガラムシなどの害虫が発生して株が弱ったり、病気の原因になります。
土の表面にバーク（木の皮）などを敷いてマルチングしたり、化成肥料を使うと害虫の発生の抑止になります。
購入する際も葉の裏などを観察して、虫のいない元気な株を選びましょう。エアコンや室外機の風が直接当たると葉が傷む原因になりますので、注意が必要です。

■肥料■

肥料は春から秋の成長期に与えますが、ウンベラータの場合は有機質の用土を使っている場合には肥料がなくても問題ありません。
肥料を与えた場合は生長が早まります。
液肥なら、適切に希釈したものを10日に1回与えます。緩効性の置き肥えも使えます。

■葉の手入れ■

ウンベラータの葉は大きくてホコリがたまりやすいですので、定期的に葉を拭いて掃除しましょう。
枯れた葉などがあれば、一緒に取り除きます。

■夏越しと冬越し■

ウンベラータはアフリカ原産ですので、暑さには強いですが寒さには弱い植物です。
屋外で育てている場合は霜に当たると葉が枯れてしまいますので、冬は室内に取り込みましょう。
気温が下がると休眠状態になり、葉を落とすことがあります。休眠状態になったらあまり水やりをせず、断水気味にして管理します。
暖かいリビングなどで育てている場合にはそのまま生長を続けますが、生長は緩慢になるので水やりは土の表面が乾いた後2日から3日後に行います。

暑さに強いと言っても、屋外では気温が40度を超えたら鉢を日陰に移動しましょう。
水やりは暑さで根が傷むのを防ぐため、土の表面が乾いたら夕方か夜にたっぷりと与えます。
暑くて株が弱っているようなら、活力剤を1,000倍に薄めて水の代わりに与えましょう。頻度は、水やりの2回から3回に1回の割合です。

■剪定■

観葉植物は生長すると姿が悪くなりますので、古い枝や邪魔な枝は剪定する必要があります。
春か秋の温暖な時期に、切れ味のよいハサミかナイフを使って行いましょう。
剪定した枝を花瓶に飾っても素敵です。
ウンベラータの樹液が皮膚に付くとかぶれることがありますので、剪定などの際には園芸用のグローブやゴム手袋などを利用しましょう。

■植え替え・鉢替え■

植物は、幹や枝だけでなく根も生長しています。
植え替えをして腐った根などを剪定しないと、生長した根が鉢いっぱいになって根詰まりを起こします。
水はけが悪くなり、根腐れの原因になりますので、用土も替える必要があります。
株を大きく育てたいときは、ワンサイズ大きな鉢に植え替えることが必要です。

ウンベラータは高温多湿を好みますが、水はけが悪いと根腐れを起こしますので、観葉植物用の土に赤玉土や鹿沼土などを混ぜて使いましょう。植え替えや鉢替えに最適な時期は5月から6月で、生育状態によりますが1年から2年に1回が目安です。

■増やし方■

ウンベラータは通常、挿し木や葉挿しで増やします。時期は5月から6月ごろです。
挿し木の場合は枝の2節から3節のところで水を吸い上げやすいように斜めに切り、上の葉を1枚から2枚残して土に挿します。
根が出るまでは、土が乾かないようにしましょう。
枝についている葉が大きい場合は、葉先から半分のところで横に切って蒸散で水分が逃げるのを防ぎます。
葉の軸を小ぶりな鉢に挿しても増やすことが可能です。
葉から根が出ると、大きな鉢植えとはまた違った可愛いインテリアになります。

■グリーンの効果■

色には心理的な効果があることが知られています。グリーンのイメージは安らぎや癒し、調和などです。
その他にも、若々しさや健康といったイメージもあります。
これらは色のイメージですので、生の植物でもフェイクグリーンでも見る人に与える印象は変わりません。
生の植物でもフェイクでもグリーンのある部屋では生理的・心理的なストレスも軽減され、居心地のよいくつろげる空間を作り出すことが可能です。

最近ではギフトショップでの贈り物やお祝いのプレゼントとしてもフェイクグリーンは人気があります。
ウンベラータのフェイクグリーンのランキングなどもチェックして職場もプライベート空間も快適でオシャレに演出してみませんか？

■施工のコストが抑えられる■

生の植物で壁面緑化をしようとすると水の循環システムや照明器具、地下材など植物の生育設備のための初期費用とランニングコストがかかります。
フェイクグリーンなら設置場所に合わせた商品を選んで設置するだけですので、価格を安く抑えることができます。
下記商品はこちらです（GR5040 ×1台、GR5041 ×1台）

■打ち合わせの手間がかからず納期が短い■

グリーンを現場に合わせて職人に依頼することをオリジナル造作と言います。
オリジナル造作の場合は会社のイメージや場所に合わせた細やかな打ち合わせが必要となり、完成までに時間もかかります。
デザインの費用が別になっていることもあります。フェイクグリーンはカタログから選ぶ他に、サイズや仕様などをオーダーすることも可能です。
サンプルを送ってもらって、製品を直接見られる場合もあります。

弊社では、ウンベラータなどのフェイクグリーン以外にも、さまざまなタイプの異なるフェイクグリーンをご用意しております。そして、オーダーや特注仕様に限らず、プランターなどのカラーをカスタマイズすることが可能です。
まずは、無料カタログにて、豊富なフェイクグリーンの商品ラインナップをご覧になってみてはいかがですか？きっと、選択の幅も広がり、理想としているものが見付かるかもしれません。

■メンテナンスが簡単■

生の観葉植物は水やりをはじめとして、剪定や枯れた葉の処理などのメンテナンスが必要です。
専門知識のない人が管理すると水のやり過ぎで植物が根腐れしたり、鉢に害虫が発生するトラブルもあります。
飲食店や病院などでは、衛生面からもフェイクグリーンが適していると言えます。
また、造園業者やレンタル業者にメンテナンスを依頼するとコストがかかりますが、フェイクグリーンの手入れはハンディモップやエアスプレーで行えます。

ホコリがこびりついている場合は、硬く絞った布やキッチンペーパーなどで拭き取ります。
葉のホコリを掃除するのは、生の観葉植物も変わりません。
しかし、フェイクグリーンは育たないので形が乱れず、剪定も不要です。
枯れないため、枯れ葉の処理や枯れた植物の植え替えも必要ありません。

■退色や色落ちなどを防ぐ■

ほとんどのフェイクグリーンは、ポリエステルやポリエチレンなどのプラスチックでできています。
生の植物と違って置く場所に風通しなどの条件はありませんが、紫外線で退色したり水や湿気で色落ちすることがあります。
直射日光の当たらない場所に置き、水洗いなどは避けましょう。
殺虫剤やシンナー、ベンジンなどの揮発性のある液体がかかった場合は変色や変質の可能性があります。
下記商品はこちら（【GR4292】【GR4294】【GR4173】【GR5018】【GR5033】）

■ホコリを予防する■

フェイクグリーンのホコリを予防するには、ホコリ防止スプレーや静電気防止スプレーをしておくと効果的です。
光触媒スプレーはホコリの防止になるだけでなく、雑菌やウィルスの活動を抑制して抗菌効果もある他にもニオイも抑えてくれる消臭効果もあります。
光触媒は光が当たると、空気中の酸素から活性酸素を作る物質です。
中には光触媒スプレーが利用できないフェイクグリーンもありますので、使用前に確認しましょう。

ウンベラータはハート型の葉を持つ、おしゃれな観葉植物です。
しかし、育て方がわからなくてもフェイクグリーンを利用することで、フェイクに見えないリアルなウンベラータをオフィスや病院などに置くことができます。
葉に付いたホコリを払うだけですので、メンテナンスも簡単です。
グリーンが見る人に与える心理的効果は生の植物でもフェイクグリーンでも変わりませんので、ぜひ有効に活用しましょう。

さらに、スぺースに合わせた、サイズや仕様変更などのオーダー対応注文も可能です！
お見積りと合わせてご相談下さい。また、送料や配送、商品に関する各種サービスについてもご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。