オフィスレイアウトはグリーンが最適
コロナ禍による働き方の変化により、オフィスに求められる役割は「仕事をする場」から「コミュニケーションの場」へと大きく変わってきています。そのため、リラックス効果などを求めてフェイクグリーンを活用する企業が増えてきています。この記事では、フェイクグリーンの種類や特性について解説し、併せてオフィスレイアウトの事例をご紹介します。
《この記事のポイント》
✔︎フェイクグリーンの特性や種類がわかる。
✔︎オフィスでのフェイクグリーンのレイアウト事例がわかる。
更新日:2023/7/14
初稿:2022/9/24
フェイクグリーンの特性とは?
これまで施設などが植物を置く場合は、その空間に合った観葉植物を選び、定期的なメンテナンスも任せられるレンタルやリースのサービス利用がメインでした。こうしたサービスは、利用を継続するごとに月額の料金などがかかりますが、フェイクグリーンは設置する初期費用だけで済みます。また、床に置くだけではなく壁に飾ったり、簡単に移動できるなど、設置する場所を選ばないのもフェイクグリーンの利点です。生育環境を気にすることなく多彩なアレンジができますので、ニーズが高まっています。
オフィスに設置すると期待できる効果
ストレス軽減
植物が視界に入ると、心身ともにリラックスした状態の時に出るアルファ波が増えると言われています。アルファ波が増えると心拍数が安定し筋肉の緊張が緩和するため、ストレスの軽減につながり、業務の効率もアップします。
眼精疲労の軽減
パソコン作業など長時間のデスクワークを行うと、目の疲労を感じることがあります。植物の緑色には目の疲れを緩和させる効果があると言われていて、作業の合間にグリーンを見ることで眼精疲労の軽減が期待できます。
コミュニケーションの活性化
オフィスに植物があると自然と緊張がほぐれ、心が安らぎます。その結果、社員同士の緊張感が和らぎ、良好な関係性を保つことができます。会議やミーティングでも意見交換が活発になるなど、会話も増えてコミュニケーションの活性化につながります。
おしゃれな空間演出
オフィス向きのフェイクグリーン6選
1.グリーンパネル
2.グリーンポット
3.グリーンスタンド
また、ビル内で企業のオフィスを案内する看板や小物のディスプレイ台など、さまざまなインテリアと組み合わせたものもあります。寸法も比較的大型のものが多いため、オフィスのイメージを大幅に変更したい時にもおすすめです。(左記写真商品:GR2434)
4.インテリアデコ
5.人工樹木
6.アレンジグリーン
事前に決めておきたいポイント
■ポイント① 予算
オフィスの緑化をする場合は、まず予算を決めることが大切です。予算は、オフィスの規模やどれぐらい設置するかで決まります。また、置き型のポットや額縁タイプのものを壁掛けする程度であれば必要ない場合が多いですが、グリーンパネルなどの業者の工事が必要となる場合もありますので、工事に関するコストも考慮しておく必要があるでしょう。
■ポイント② レイアウト
レイアウトを考える場合は、図面などを参考に全体的なイメージを決めましょう。フェイクグリーンは置けば置くほど良いわけではなく、トータルのバランスも大事です。壁面や床など面積の広いエリアから決めて、バランスを考えながら置き型の配置を考えましょう。また、業務の妨げとならないように動線にも十分に留意します。床置き以外にも壁や天井から吊るすという方法もありますので、お仕事の邪魔にならないような配置を考えるのが先決です。
■ポイント③ 業者への依頼
小規模なオフィスの場合やワンポイントでフェイクグリーンを使う場合を除き、レイアウトや設置を自分たちで考えるのはかなりの業務負担となる可能性があります。緑化担当の社内の担当者は早めに決めておくべきですが、担当者だけでレイアウトを決めるのは大変な作業です。そんな時に利用してほしいのが、専門の業者です。業者の中には商品を販売するだけでなく、オフィスに適した商品の紹介や空間演出のアドバイスをしてくれるところもあります。また、施工事例などを参考にしていくのもおすすめです。
フェイクグリーンのレイアウトテクニック
■見せ場を作る
会社の顔となるエントランスに大事なのは、目を引くポイントを作ることです。インパクトのある壁面緑化や人工樹木を使用するのが良いでしょう。それらを中心に、全体のバランスを考えながら、空いたスペースにグリーンスタンドやポットを配置するとまとまった空間になります。オフィス内でもメインとなるスペースには、大胆な装飾で会社のシンボルとなるようなスポットを作ってみても良いでしょう。(上記写真商品:GR1068)
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■オープンスペースにも仕切りや目隠しを
最近増えているオープンオフィスはコミュニケーションが取りやすいというメリットはありますが、一方で集中できないという声もあります。そんなデメリットをなくすためには、ある程度の仕切りや目隠しが必要です。フリーアドレスのデスクの上は小さめサイズのポットで仕切り、通路からの目隠しとしてスタンドを設置してプライバシーを守るなど、目的に合わせてレイアウトすることが大事です。(上記写真商品: GR4314)
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■狭いスペースは浮かせる
トイレや小さな会議室などの狭い空間では、床に配置するものより壁に飾れるものがおすすめです。インテリアデコや壁掛けタイプのポットを目線の高さに配置すると、殺風景な空間にグリーンが彩りを与えます。インテリアデコは単体で使うこともできますが、数種類を組み合わせることでよりおしゃれに演出できます。(下記写真商品:GR4171)
■人の流れを意識
ロビーは打ち合わせや休憩のスペースになったり、会社以外の人も訪れる場所ですので不特定多数が利用します。フロアに置いてあるソファやテーブルの配置とともに、動線に配慮したレイアウトにしましょう。スタンドや人工樹木の鉢植えなどを利用して、一般の人は立ち入り禁止の場所を隠すなどの誘導に利用することもできます。看板などを設置するよりも自然に誘導できますのでおすすめです。(下記写真商品:GR2275 )
フェイクグリーンはグリーンモードに!
今までの内容を見てみても、それぞれの職種や状況によって空間の使い方や問題など重視する要素は異なりますが、それぞれに対策するにはしっかりと計画を立て、解決・選択することが望ましいです。
監修者からのメッセージ
監修者:河端 孝幸(インテリア、住宅、建築業界25年以上従事)
販売実績80,000台以上、業者様販売実績2,800社以上
インテリア、住宅、建築業界での経験とノウハウを生かし、設計施工業者様、クライアント様が満足するフェイクグリーンの装飾品を企画・販売しております。フェイクグリーンは手軽に取り入れられることや手間や管理がかからないことが魅力です。インテリアアイテムとして空間演出をお考えの方はぜひ、フェイクグリーンをお試しください。